こんにちは!
アメリカを愛する女、りの(@ririririnotan)です。笑
アメリカ横断を夢見るあなたのために、アメリカ横断ガイド第2弾、アメリカでの運転や宿泊について詳しく解説します!
アメリカでの運転あるある🇺🇸🚗
◆曲がる時ワイパー出しちゃう
◆交差点曲がった後対向車線入っちゃう
◆踏み切りでつい一時停止
◆初心者なのに追越車線入っちゃう
◆赤信号の右折にビクビク
◆広大な一本道だけ飛ばしがち
◆ハイウェイは死ぬつもりで飛び込む
◆信号待ちで先頭になるとめっちゃ焦る pic.twitter.com/1uJRgMnxaN— りの@女子旅専門家 (@ririririnotan) 2018年12月13日
第1弾を読んでいない方は、こちらもどうぞ♪
目次
アメリカでの運転方法
アメリカでの運転って実際どうなんでしょう?
どうやったら運転できるんでしょうか?
ここでは交通ルールや気をつけた方がいいこと、覚えておくべきことをおさらいします!
■1:国際免許証は必要ない?
まず、運転に必要な免許証。
国際免許証があればそれでもちろんOKですが、
実は日本の免許証を持っていさえすれば、アメリカで運転すること自体は合法なのです(21歳以上)!
ただ、事故や違反、トラブルがあったときに、日本の免許証では現地の警察官が内容を理解できません。
そこで免許証の内容を翻訳してくれいる「国際免許証」の出番なわけですが、
実はこれに代わる、
DLT(Driver License Translate)を有料(¥1,000〜¥2,000程度)で発行してくれるレンタル会社があります。
つまり、国際免許証をわざわざ取りに行かなくても、
日本の免許証さえあれば現地で「運転免許翻訳フォーム」を発行してくれるので、そのまま運転可能!ということ。
■2:アメリカでの運転操作方法
車は左ハンドルなだけで、もちろんオートマだし、基本的な車の操縦は変わりません。
ただ、キャンピングカーの乗車可能人数によってはバス並みに大きいものもあるので、たぶん最初はビックリします。笑
こんなに大きいのに、日本の普通免許を持っていれば運転が許可されるんです。笑
でも、最初はレンタル会社の駐車場でハンドル操作の練習をさせてもらえます。
ここで、ハンドルを切るタイミングや車幅に慣れていきます。
また、私が横断したときに利用したレンタル会社は、はじめの目的地(初日の食材の買い出しをするスーパーマーケット)まで、
キャンピングカーの前を乗用車で走って誘導してくれました。
大きな車は最初は怖いですが、中央線を少し踏むくらいのイメージで走ると、キレイに真ん中を走れます。
対向車にぶつかりそうでビビりまくっていると、助手席側が落ちそうになるので気をつけて。笑
アメリカどころか日本での運転にも慣れていない人は、広大な1本道(アメリカではこんな道が何時間も続くことが多いです)だけ担当して、街中やハイウェイなどは、ある程度運転経験がある人に任せることをおすすめします。
■3:覚えておきたいアメリカの交通ルール
右車線
右車線を走るのは必須!
最初のうちは、駐車場から出た直後や曲がった直後に、どうしても左車線に入ってしまいます。
ハイウェイだと3車線4車線は当たり前なので逆走の心配はありませんが、左に行くにつれ、追い越し車線になります。
ここも間違えないようにしましょう。
マイル表示
アメリカの道路標識は全部マイル表示です。
なので、速度制限(SPEED LIMIT)には十分注意しましょう。
例えば、1マイルは1.6kmなので、“SPEED LIMIT45”と表示されていたら、
45×1.6=時速72km
赤信号でも右折可能
右側通行のアメリカでは、信号が赤でも右折可能です。
はじめは「え?これ行っていいの?え?え?」てな感じであわてまくると思いますが、車が来なければ行って大丈夫です。
右折矢印マークが赤く点滅している場合や、“NO TURN ON RED”などの右折禁止標識がある場合は右折NGです。
スクールバス
スクールバスが停車していて“STOP”の表示が点滅していたら、後続車は追い越してはいけません。
踏切
アメリカは日本のように踏切で一時停止しません。
信号がない交差点
信号のない交差点では、基本的にはじめに交差点に差し掛かった車が優先です。
参考にならないかもしれませんが、私がアメリカでドライブしたときの動画もぜひ♪
■4:便利な車内環境
クルーズコントロール
広い大地、車社会のアメリカでとっても大事な機能が「クルーズコントロール」。
これ実は、アクセルを踏まなくても指定した速度で走らせることのできる装置です。
何時間も長い一本道を走ることの多いアメリカ横断では本当に重宝します。
アクセル踏みっぱなしって、相当疲れますからね。
ナビゲーション
ナビはオプションで付けることが可能です。
ただ、日本語対応でも仕様がわからず使いづらいこともあるため、
私たちは代わりにWi-Fiをオプションで付け、Googleマップで目的地までのルートナビをしました。
基本的には運転手と助手席にナビ担当、数時間毎に交代、といった形で移動を繰り返します。
ナビをレンタルする場合は、ガラスにくっつける吸盤式のナビを貸し出してくれることが多いです。車を離れるときは盗難防止のため、毎回外からは確認できない場所に隠します。
ミュージック
個人的にドライブに音楽は必須です。笑
大好きな曲で旅を彩ると、その瞬間だけでなく、旅が終わった後もその瞬間がずっと生きます。
USBやBluetoothで音楽が聴ければ最高ですが、そのようなオーディオ機能が整っていない場合もあります。
事前にキャンピングカーの設備を聞いておいた方が良いですが、
私たちはシガーソケットから、FMトランスミッターを繋ぎ、スマートフォンの中の音楽をかけていました。
FMトランスミッターは自分たちで用意します。
周波数の関係もあるので、事前にアメリカで使えるものかどうかチェックして購入しましょう!
\アメリカで使えるFMトランスミッター/
■5:アメリカでのガソリンの入れ方
アメリカのガスステーションは、セルフサービスがほとんどです。
基本全部、自分たちで給油します。
先払いの場合
ガソリンスタンドには先払いと後払いがあるんですが、現在は先払いがほとんど。
この場合、先にキャッシャー(ガソリンスタンド付属の小さなコンビニのような場所)に行って、
使うポンプの番号と入れたい量、または希望金額分を告げてお金を払います(現金またはクレジット)。
その後、日本と同じようにグリップを握りガソリンを入れます。
ポンプでクレジット払いの場合
同じ先払いですが、キャッシャーに行かずポンプ部分の画面で支払いを完了させることができるタイプも多いです(支払いはクレジットカードのみ)。
カードを通すスリットにクレジットカードを通し、ガソリンの種類をボタンで選ぶと、ポンプが動き給油ができるようになります。
グリップを握って好きな量を入れたら完了です。
アメリカ横断するときの宿泊場所
キャンピングカーを借りるなら、泊まる場所はもちろんキャンピングカーです。
乗車可能人数が8名であれば、窮屈ではあるけど8名寝るためのスペースは作れます。
でも実は寝る場所は確保できても、キャンピングカーを停める場所を確保しなければいけないのは意外と盲点!
当たり前ですが、路上駐車は厳禁です。
勝手にその辺に停めてオッケーではないのです。
さらに銃社会のアメリカ。
治安の悪い場所での車中泊は、絶対におすすめできません。
普通車であれば、モーテルなどの宿泊施設に泊まれば良いですが、キャンピングカーは基本的にRVパークという場所に泊まります。
1日の目的地は、できるだけ目的の街にあるRVパークに設定します。
RVパークというのはそもそも、簡単に言うとキャンピングカー専用の滞在施設なんですが、これ、なんと全米に1万カ所以上あるんです。
どんな小さな街にもあるので、RVパークが無くて困ることはほとんどないと思って大丈夫。
ハイシーズンなどの混雑時でなければ直接行っても入れます。
RVパークでは、トイレやキッチンで使用する水の補給、電気の充電、トイレの汚物処理などキャンピングカーのメンテナンスができます。
施設にはシャワーやトイレ、ランドリー(アメリカのランドリーは25セントをよく使う)はもちろんのこと、
バーベキュースペース、プールなども併設している場所も多いので、RVパークだけでも充分楽しめます♬笑
アメリカ横断のベストシーズン
広いアメリカ、場所によって気候が異なります。
私たちは10月頭にアメリカ西部、ロサンゼルスからスタートし、10月末、ニューヨークのハロウィンパレードに合わせて横断しました。
地域によりますが、観光客が最も賑わうのは夏が多いと思います。
過ごしやすい気候で観光するには夏~秋にかけて。
これ以上遅い時期になると雪が降って道路が封鎖してしまうこともある、という情報もありました。
実際、10月上旬に行ったグランドキャニオンはとても寒かったです。
青森県と緯度が同じニューヨークは、冬は極寒。
年中温暖な気候に恵まれている地域もありますが、大陸を横断となるとやっぱり冬の時期は避けたいですね。
アメリカ横断をともにするメンバー
私たちはそれぞれ、世界一周中だった旅人が男女8人集まってアメリカを横断しました。
アメリカ横断を企画した人が、旅中に出会う人出会う人に声を掛け、集まったメンバーです。
何週間も密室で一緒に過ごすメンバーなので、気の合う仲間が一番良いですが、私たちは年齢も職歴も性格もバラバラ。
でも、みんな「旅が好き」「好奇心旺盛」という共通点があったからか、最後まで大きな揉め事はなく楽しく横断ができました。
しかし団体行動である分、役割分担を決めたり、協力し合いながら計画することがとっても大事。
正直当時は全員でミーティングすることや、細かい計画決めなどにうんざり・・・窮屈さもすごくありました。
でも、今思えばまとめ役のリーダーや、しっかり者のメンバーがいたからこそ実現した横断だったと感謝します。
まとめる人、料理が得意な人、英語が得意な人、運転が得意な人。
得意分野で、それぞれ自分のできることをすれば良いです。
できないこと(運転や英語など)は、できる人の力を借りれば良いんです。
メンバー内でのギクシャクが発生すると、せっかくの楽しい横断も、ものすごいストレスに変わってしまいます。
そして横断中、英語が必要な場面は結構多かったです。
RVパークの電話予約、タイヤがバーストしたトラブル時、職務質問を受けたときetc・・。
Wi-Fi環境や日本語でのサポート体制があっても、やっぱり英語が話せるメンバーが1人はいた方が絶対に良いです。
1人で横断するのも良し、友達同士で計画するのも良し、旅メンバーをコミュニティーを使って募集するのも良し。
アメリカ横断をしないという選択
夢のあるアメリカ横断ですが、
グランドサークルだけをレンタカーで回る、という旅行者も実はとても多いんです。
キャンピングカーは借りずに、普通乗用車を1週間~2週間借りてグランドサークルだけを回ります。
また、横断と言っても、キャンピングカーや車だけでなく、列車や長距離バスでの横断も可能なんです。
一度で大陸を横断する訳ではなく、大きな都市で乗り換えが必要なので、その度に乗り換えた街の観光、という旅の仕方です。
ただし、自由に動ける車と違って、行きたい場所を隅々まで観光することは難しいかもしれないですけどね。
アメリカ横断前に買うべき本
この本私も持っていますが、横断またはアメリカを運転する人は、運転前に読んでおくことをおすすめします!
いや、絶対読んだほうがいいです!!!
こんなことが書かれています。
・アメリカ横断やさまざまなドライブルートを提案
・各ドライブルートの観光地や見所が満載
・キャンピングカーや乗用車のレンタカー会社の情報が満載
・レンタカーの予約から返却までの手順
・交通ルールや道路標識の意味
・ガソリンの入れ方手順
・トラブル時の対処法やドライブ英会話
まとめ
アメリカ横断ガイドとしてここまでお話ししましたが、“横断”にこだわる必要はありません。
行ってみたい場所だけ回ったって良いんです。
広いアメリカには魅力的な場所が本当に多くて、どこに行ってもドキドキさせられます。
アメリカへ訪れたときはひとつの都市でゆっくり過ごすのもいいですが、ぜひ、車を借りて遠出してみてください♪
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