モロッコ

お願いやめて。

 

 


こんにちはっ!

 

 

本日の日記は
モロッコ、マラケシュ

怖い体験、後半。。

 

 

 

 

怖い男2人に連れられ
路地に入った私たちは、

もう、

足ガタガタ・・。

 

 

 

お金取られるだけならまだしも
危害を加えられたらどうしよう・・

 

 

 

路地の奥で
るーさんがボコボコにされて、

私はレイプ・・
なんてなったら。。

 

 

 

この時は本気でそう思いました。

 

 

 

るーさんなんて
私より細いし

一発思い切り殴られただけで
死んでしまうんじゃないか・・

 

とか。。(´;ω;`)

 

 

 

もしこの男にレイプでもされたら・・
死んだ方がマシ・・

それくらい
本当に、嫌で怖かった。

 

 

 

よく言う、
『レイプは心の殺人』

 

 

 

命あるだけ
いいのかもしれないけど

その心は
もう二度と、

人を信じることは出来ないものになる。

 

 

 

 

一通り最悪なシナリオを頭に思い描いて
早足で路地を歩きます。

 

 

 

すると、

数十メートル先に
街の明かり・・。

 

 

助かった・・。

 

 

これで大丈夫。
この人たちの言っていることは本当だったんだ・・。

 

 

 

暗い路地を抜け、
明るい道に出るとたくさんの人が。

 

 

よかった。本当に。

 

 

 

 

2人の男は

『こっちだ。』

 

と、私たちを誘導し
そして、またすぐ

真っ暗な別の路地へ入ろうとしました。


 

 

 

『え?』

 

 

 

 

今いるこの道が明るいだけで
すぐそこの路地はどこも真っ暗。

 

さっき北へ進んで来たのに
今度は南へ進む路地へ入ろうとする男2人。

 

 

やっぱり怪しい・・

 

 

 

そこに仲間が待っているんじゃないか・・(´;ω;`)

 

 

 

 

さすがに、この時は

『絶対に入りたくない!!』
と、強い意志を見せました。

 

 

 

が、男2人も絶対に引かない様子。。

 

 

『来い!!!宿はこっちだと言ってるだろ!!!!』

 

 

 

どうして逆切れするの?

なんで途中からこの男2人、タッグ組んでるの?

 

 

 

もう、訳がわからん。

 

 

 

『解放して下さい。お願いします。』

『土地勘がないので、暗い路地は怖いのです。』

『初めて会ったあなた方を、すぐには信用出来ません。』

 

 

必死にそう伝えても
向こうの逆切れ具合はどんどん増していく。

 

 

 

A男は

低くて地響きするような声で
言葉と言えない言葉で

私たちを怒鳴り散らします。

 

 

 

マジでるーさん、一発殴られるかと思った。

 

 

 

明らかに威嚇を始めるA男に対して
るーさんもビビってるかと思いきや

 

るーさん
一歩も引かない。

 

 

え!なんで!?

そこ引こうよ(´;ω;`)
これ以上怒らせたらダメ(´;ω;`)
謙虚にいこうよ、謙虚に(´;ω;`)

 

 

 

アメリカ横断、

断崖絶壁のたび
あんなに腰引けてたのに

なんでここは引かないの!?

 

 

あんた、一発殴られでもしたら
マジで失神するって(´;ω;`)

 

 

 

 

マジでやばい雰囲気の中

あまりに言うことを聞かない
私たちに苛立ったのか

 

今度は
B男がブチ切れ。

 

 

 

 

切れた相手は・・

A男。

 

 

 

 

え、タッグ組んでたんじゃないの?
もう訳わかんない。。

 

 

 

『おまえのせいで、こいつら警戒してるだろうが!!!!』

 

 

 

 

B男がそう叫び、
今度はA男とB男のガチ喧嘩。

 

A男のターゲットがるーさんから移っただけで、少し安心・・

 

 

 

 

・・してられない程、

 

 

 

ガチの大喧嘩!!!!!

 

 

 

ヤバイて・・

ヤバイて・・

 

 

 

これ、ヤバイって!!!!!(´;ω;`)

 

 

 

 

 

ふと周りを見ると
野次馬で溢れていて、

ちょっと、誰か止めてよぉ(´;ω;`)
と、

おしっこ、ちびりそうになった瞬間!!!

 

 

 

 

 

B男。

 

A男を、

 

 

 

どストレートのグーパンチで一撃。

 

 

 


(゜Д゜)

 

 

 

 

 

 

本当に、この勢いで
ナイフを出して刺すんじゃないかと思うくらい

殴られたA男は
怒り狂ってB男に襲い掛かった。

 

 

 

動けなくなる私たち。

 

 

 

どこかに逃げなきゃ。

巻き込まれる。

絶対に。

 

 

 

 

ふと、目をやった先にあったHOTEL。

そこのHOTELの前にいた
オーナーらしき人と目が合いました。

 

 

 

『逃げよう!!!』

 

 

 

 

るーさんを引っ張って、
そのHOTELに避難。

HOTELのオーナーも
『早くこっちへ!!』と、私たちをかくまってくれました。

 

 

 

すぐにドアの鍵を閉めるオーナー。

 

 

心臓バクバク。

泣きそうだった。

 

 

 

なんでしょっぱな
こんな思いしなきゃいけないの!!!?

 

イギリスの不運のループから抜け出せてない。。

 

 

 

手が震えながらも
宿のオーナーは

恐らく4人部屋の
空いている広い部屋に案内してくれました。

 

 

 

『大丈夫。心配ないよ。
ラマダン前で彼らはお酒を飲んで荒れているんだ。クレイジーなんだよ。』

 

 

 

 

この人に助けてもらえてよかった・・

 

 

 

 

ホテルの値段は

私たちが探していた安宿とは
大きく異なり

中級ホテル料金でした。

 

 

 

でももう、逃げ込むしかなかった私たちは
このHOTELで夜を明かしました。

 

 

 

人を簡単に信用出来なくなった私と

これはこれと割り切る、るーさん。

 

 

 

 

これをきっかけに
後に悲しい出来事が起こります。

 

 

 

 

続きはまた次回っ!

 

ではっ!