こんにちは!フリーランストラベラーのりの(@ririririnotan)です。
・航空券をなるべく安く買う方法が知りたい
・できるだけ低予算で旅行に行きたい
私はもう何十回と海外旅行へ行っていますが、その9割が個人手配です。
安さを求めまくった故、格安航空券比較サイトの使い方はプロ並みに育ちました。笑
目次
航空券を安く買う方法
では、私がいつもやっている航空券を安く買う方法を11個ご紹介します。
ちょっと長いので、とりあえず気になる項目だけ読みたい、という方は目次(↑)から好きな章に飛んでください♪
1.3~4ヶ月以上前に取る
航空券は、さまざまな要素が絡み合ってチケットの値段が決まります。
- 日時
- シーズン
- 空港
- 機体
- 座席数
- ルートの需要
など
値段は常に変動していて、いつ取れば絶対に安い!と言い切ることは不可能です。
ですが、基本的には出発日が近くなるほど、航空券の価格も上がる傾向にあります。
人気路線は特に。
そのため、絶対ではありませんが、あまり直前にチケットを予約するのはおすすめしないです。
出発したい日の最低でも2ヶ月前、できれば3~4ヶ月前に取ってしまうのがおすすめ。
ゴールデンウィークなどのハイシーズンなら、5ヶ月以上前に。
2.旅行シーズンや週末は避ける
日付をある程度調整できるなら、シーズンは避けた方がいいです。
・学生の休み時期
・大型連休
・年末年始
・3連休
・週末
・お祭り開催時期
…など、とにかく「多くの人が飛行機を使う時期は価格も高騰しやすい」です。
3.乗り継ぎ便を使う
航空券は基本的に、直行便よりも乗り継ぎ便の方が安い傾向にあります。
短い休みで海外旅行に行く人には向きませんが、ある程度時間に余裕があるなら、乗り継ぎ便を使うのもひとつの手です。
ただし、乗り継ぎ便を使うときの注意点も覚えておきましょう。
- LCCでの乗り継ぎ便や、別々で購入したチケットでの乗り継ぎ便で、万が一乗り遅れても基本的には補償はされない
- 「ストップオーバー」という乗り継ぎ時間が24時間以上のチケットもある
- 乗り継ぎする空港が同じ空港でないときもある
- 最安値でも3回くらい乗り継がなければいけないチケットもある
- 預け荷物を一度受け取り、預け直さなければいけない場合もある
- トランジットビザ(通過査証)が必要な国もある
4.格安航空券比較サイトで比較する
最安値の航空券を探すのに手っ取り早いのが、「格安航空券比較サイト」。
私が必ず使っているのが、スカイスキャナー
スカイスキャナーでなんとなくの相場をチェックしつつ、1~2サイトくらい別の比較サイトでもチェックし、吟味します。
スカイスキャナーをメインで使いつつ、他の比較サイトをサブ的な感じで使うと、あまり漏れなく納得できるチケットが見つかりやすいです。
5.最安値の航空会社がLCCがFSCかも確認する
LCC(エアアジア、ピーチ、スクート、ジェットスターなど)か、FSC(ANA、JALなど)かも重要です。
- 航空券の料金が安い
- 発着地が限られる
- 荷物制限が厳しい
- 欠航や遅延のリスクが高い
- 基本的には払い戻し不可
- 予約手数料がかかる場合がある
- マイルが貯まらない
- 乗る以外はすべて有料
- 座席が狭い
- 航空券の料金が高い
- 預け荷物無料
- 座席が広い
- 機内サービスが充実
- 予約手数料は運賃に含まれている
- マイルが貯まる
- 通常運賃なら便の変更が無料で可能
- 座席指定無料
最安値だからと言って真っ先に決めてしまうと、LCCだった場合申し込み途中で預け荷物の料金を請求されたり、予約手数料がかかったりします。
これで結局数千円プラスなら、もしかしたら2番目に出てきたFSCの方が、安かったかもしれません。
6.手数料の上乗せをチェックする
LCCとFSCの違いでも記載しましたが、LCCの飛行機は、予約手数料や預け荷物の追加料金がかかる場合があります。
先ほど紹介したスカイスキャナーは、燃油サーチャージや空港税などの金額込みで表示されますが、実際に予約するときには各予約サイトに飛ばなければいけません。
預け荷物代や、支払い手数料までは、検索結果に含まれていませんので、いざ予約サイトに飛んだときの手数料の上乗せも気にしてみるといいでしょう。
7.比較サイトで上位に出てきた航空会社のHPも直接チェックする
もう少しこだわるなら格安航空券の比較サイトは、「行きたい場所に就航している航空会社を調べるためのツール」として使うのもあり。
例えば検索結果で上位に出てきた航空会社。
このまま予約ボタンを押さずに、この航空会社のHPを直接開いてみましょう。仲介者を通さずに直接予約したほうが安い場合があります。
ちなみにスカイスキャナー
これらの航空会社のHPも直接のぞいてみると、意外と安いチケットが出てくることも!
8.LCCセールをチェックする
LCCってたまにびっくりする値段でセールしたりするんですよ。
タイまで片道数千円とか。
この情報ってLCCのメルマガに登録したり、SNSをフォローしたりすることで仕入れることができます。
また、今やっているLCCのセールをまとめたサイトも使えます。
ここで打ち出しているセールやキャンペーンが、自分がほしいものと合う可能性もあるので、航空券を検索するのと同時にチェックしておきましょう。
9.旅行会社のパックツアーもチェックする
これはホテル込みの料金になっちゃいますが、HISなどの旅行会社のパッケージツアーの方が安い場合もあります。
例えばこれ。
東京からニューヨーク行きを10月で調べてみた結果です。
安くても7万~8万円台です。
次に、HISでパッケージツアーを見てみると…
5日間という、日数に縛りはあるものの、ニューヨーク行きのツアーも扱っています。
値段は10万円台から。
出発日によって変動するようですが、安い時期だと10万円で行けるということです。
10万円ならスカイスキャナーで見たチケットの方が安いな…と思うかもしれませんが、実はこれ、ホテルもセットのプランです。
で、滞在するホテルを検索してみました。
立地めちゃくちゃいいです。セントラル・パークのすぐ横でした。
私がニューヨークに行ったときに泊まった宿はブルックリンだったんですが、ブルックリンだと毎回マンハッタンに出るのに結構時間かかるんですよ。
セントラルパークの横ってマジで立地最強です。
で、ここのホテル、実際いくらくらいのホテルなのか、違うサイトで調べてみました。
なんと、通常なら返金不可の手数料込みで1泊3万円ほど、キャンセル無料の方は3万5千円くらいします。
さっきスカイスキャナーでみた航空券の相場が8万円だったので、自分で手配してこのホテルに泊まろうと思ったら実際は14万円はかかります。
それがHISでは10万円台からなので、行く日程によっては断然こっちの方がお得なわけです。
だったらホテル代を2万円以内にするわ!って思う人もいるかもしれませんが、ニューヨークってどんなに安い宿(ドミトリー)でも5,000円~と、かなり高額です。
10.逆検索する(裏技)
これはスカイスキャナーだからこそできる裏技です。
どうやるかというと「出発地に目的地を入力して検索する」だけです。
そもそもスカイスキャナーの使い方がわからない方は、こちらを参考にしてみてください♪
まず、東京⇄セントマーチン島を検索してみます。
安い日でも大体16万円します。
しかも、どれも2回乗り継ぎで、時間も34時間以上かかります(まぁ、カリブ海ですからね…)。
で、ここからが裏技。
セントマーチン島を出発地に入れてみましょう。
すると、セントマーチン島から安く行ける場所がズラーっと出てきました。
純粋に、東京からセントマーチン島を検索したときには出てこなかった路線もいっぱい出てきてます。
この中から、日本から行きやすい国を探してみましょう。直行便が出てるとか、飛んでる数が多いとかでOKです。
よく見ると、日本に馴染みのあるアメリカが上位にいますね。
しかも2万円。
詳細を開くと、フォートローダーデール(マイアミ)がトップに。直行便も出てます。
セントマーチン島⇄マイアミが安いということがわかったので、では日本からマイアミはどうだ!ってことで調べてみます。
「東京〜セントマーチン島」で検索→160,000円
「セントマーチン島〜すべての場所」で検索→120,000円
東京からセントマーチン島で検索したときよりも、4万円も安くなりました。
数時間プラスで時間がかかりますが、どちらにしろ直行便が出ていない路線。
これは〝マイアミ経由を検討する価値アリ〟です。
細かい日数や時間調整まではまだしていないので、実際の乗り継ぎを考慮して検索すると、金額はもう少し上がる可能性があります。
でも普通に検索した結果より、万単位で安くなるなら、これはかなりお得感がありますよね。
せっかくなので、別の路線もこの方法で調べてみます。
東京⇄アイスランド
最安値でも11万5,000円します。
では、逆検索。
アイスランド⇄すべての場所
なんと、アイスランドからイギリス区間が5,000円を切る安さ!!
しかもロンドンです。
これは、ロンドン旅行も入れてみてもいいですね。
では果たして、東京からロンドンは安く行けるんでしょうか?
検索してみます。
乗り継ぎが必要ですが、8万円を切る安さで往復できそう…!
…と、いうことは?
4,548円+77,910円=82,458円
旅慣れた人はここで「オープンジョー」の方が効率いいじゃん、と気づきますよね。日付をいろいろ試しながら、このルートでオープンジョーチケットも探してみましたが、乗り継ぎありで11万円〜13万円くらいの値段でした。
航空券を検索すると、基本的には検索設定に合わせて一番最適な航空券を表示してくれるのですが、たまにこうして逆検索をすることで、実は違う路線もあるってことがわかるんです。
この路線で安く行けるなら、もうひとつ旅行先を増やそうかな♪っていう選択肢ができるのも嬉しいですよね。
ただ、これをすることで荷物の預け直しが必要になったり、遅延などのトラブルがあっても融通が利かなかったりと、全部自分で乗り継ぎするのでちょっとリスクもあります。
11.値段以外の要素も考慮する
航空券を安く買う方法をご紹介してきましたが、「安い=コスパ」ではありません。
結果的に航空券以外の部分でお金がかかってしまっては意味がないので、賢くチケットを選ぶにはその他の部分も視野に入れて考慮してみてください。
お得な航空券を見つけて安く旅行に行こう!
航空券を安く買う方法11個をおさらいすると…
- 3~4ヶ月前以上に取る
- 旅行シーズンや週末は避ける
- 乗り継ぎ便を使う
- 格安航空券比較サイトで比較する
- 最安値の航空会社がLCCがFSCかも確認する
- 手数料の上乗せをチェックする
- 比較サイトで上位に出てきた航空会社のHPも直接チェックする
- LCCセールをチェックする
- 旅行会社のパックツアーもチェックする
- 逆検索する
- 値段以外の要素も考慮する
航空券の検索はスカイスキャナー