女子旅のススメ

ネパールのおすすめ観光を徹底解説!定番も穴場もこれさえ見ればOK

こんにちは!

過去ネパールに3週間、みっちり滞在したりの(@ririririnotan)です。

みなさん、ネパールと聞いて思い浮かぶものはなんですか?我々日本人にとってイメージできるものはそう多くないと思います。

今回はあまり馴染みのない国ネパールの魅力を、私が見たもの感じたものからありのままにご紹介します!

ネパールの基本情報

Photo by Mauro

ネパールってどんな国?まずは基本を知ってみて下さい^ ^

ネパールの国旗は世界で唯一長方形じゃない!

Photo by Chiran Pokhrel

ネパール国旗の上の月は「王家」、下の太陽は「宰相」を示していて、太陽と月のように国家が末永く繁栄するようにとの願いを込めたものだそう。

2つの三角はヒマラヤ山脈を表していると言われています。

ネパールは物価が安い!

ネパールの物価は日本人にとってはとても安いです。

日本の物価の3分の1〜5分の1くらいと言われています。

 

ランチで少しお腹を膨らまそうとすれば、日本円で2〜300円あれば十分。場合によってはもっと安いです。

食費もかからず、安宿であれば500円ちょっとでシングルに泊まれるので、滞在中「料金が高い!」と感じることはそれほどありません。

ただし、観光スポットの入場料では外国人料金が設定されていることもあり、ホテルもピンキリで、高級5つ星ホテルに泊まれば一泊100ドル以上はします。

日本からネパールまでの航空券代は?

ネパールまでの航空券は安くても往復4万円台〜5,6万円台。

ネパールを旅行するときに必要な最低日数は?

弾丸旅行であれば4〜5日で可能。移動が長いので、できれば7日はほしいところですね

ネパールを観光するときのベストなシーズンは?

乾季の10月〜5月がベストシーズンと言えますが、雨季である6月〜9月は緑豊か。

ヒマラヤが見える確率が上がるのは乾季です。

日本からネパールまでの飛行時間は何時間?

現段階で日本からの直行便がないため、乗り継ぎも含め15時間〜。近いようでなかなか遠い〜!

日本とネパールの時差は何時間?

ネパールは日本からマイナス3時間15分です。

ネパールに入国するためにビザは必要?

ネパールは観光ビザが必要です。

日本のネパール大使館であらかじめ取得しておくことも可能ですが、到着時に取得できるアライバルビザもあります。

15日間で25ドル。

30日間で40ドル。

90日間で100ドル。

 

ネパールにはチップ習慣はある?

ネパールではあまり習慣化していないようですが、サービスを受けた場合は渡してもOK。

ネパールのおすすめ観光スポット

ネパールをビンビン感じる観光地へようこそ!私が実際に訪れた場所をご紹介します!

ダルバール広場

ネパール世界遺産のひとつ。ネパール語で「宮廷」や「王宮」という意味の場所。

寺院や歴史的建造物が多く、地元の人にとっては生活道路だそうで、のんびり座ってくつろぐネパール人で溢れています。

 

ここダルバール広場、観光客からは入場料を取っているよう。

・・ですが、意外と適当さがあり、お金を支払うスタッフ不在でそのまま入れてしまうことが多いのも事実。。笑

スワヤンブナート

カトマンズ最古と言われる寺院。

このスワヤンブナートが建っている丘が恐ろしく景色が良く、カトマンズの街並みが一望できます!

風が気持ちよく、家族やカップルで景色を見ながらのんびりしている人も多い。

丘に登るまではひたすら階段を上がらなければいけないのですが、頑張って登る価値大アリです。

モンキーテンプルと言われるほど猿がめちゃくちゃ多いので注意!本当に多い!笑

ボダナート

ネパール最大のストゥーパ(仏塔)。

ブッタアイと言われるこの目は、「仏陀の5番目の眼」「知恵の眼」とも呼ばれチベット密教のモチーフになっています。

ネパールを歩いていると至る所でお目にかかるはず。

Photo by Karma Jigme

この場所を右回りに一周してお散歩するのが気持ちいいのですが、なんせ引くほど鳩が多い!!

あまりの数にびっくりして、私は数分でこの場所を後にしました…笑

 

ちなみによく見るこのカラフルな旗。

Photo by Chris Bonfield

「タルチョ」と呼ばれるこの旗は全部で5色。

インド北部やチベットでよく見られるこの旗、願いや祈りが書かれ、

青は空(虚空・本源的)、白は風(成長・自由)、赤は火(力強さ・情熱)、緑は水(流動的・変化する性質)、黄は地(大地・地球)

を象徴し、この世界をつくる「五大元素」を表しているのだそうです。

パタン

Photo by William

「美の都」とも言われるこの場所は、建築物ひとつひとつが繊細で美しいという言葉がピッタリ。

バクタプル

個人的にここが一番好きです。

本音を言うとカトマンズの観光スポットは、似たり寄ったりな歴史的建造物が多いですが(ごめんなさい笑)、

ここはズバ抜けてのんびりしていて、ネパール独特の雰囲気を感じました。

ポカラ

カトマンズからバスで8時間ほど。トレッキングやヒマラヤ山脈を見たければここに行きましょう。

カトマンズと少し違うのは、緑や水があってものすごくのどか。夏休み、田舎のばあちゃんちに帰ってきた気分になります^ ^

 

 

私が行った時期は雨季だったのでヒマラヤは全く見えませんでしたが、乾季良く晴れた日はヒマラヤ山脈がここから一望できるんだとか。

見たかったなぁ。

 

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ネパールでおすすめの娯楽&アクティビティ

あまりイメージできないかもしれませんが、実はネパールにも娯楽はあります♡

カジノ

なんとカトマンズにはカジノがあるのです!!

ホテル内にあるカジノで24時間営業。

常識的な格好であれば、ドレスコードはそれほど厳しくありません。

映画

Photo by egad apparel

ネパールは至る所でインドミュージックが流れているのですが、映画館でもまたインド映画が多く上映されています。

インド映画といえば歌って踊る、ミュージカル映画!!

私はインド〜ネパール行きの飛行機内で見ましたが、言葉はわからずともとっても楽しい!!ワクワクが止まりません。

何がいいって、やっぱり独特の世界観があるあのインドミュージック。一度聞いたら頭から離れず、脳内が異世界にタイムスリップします。私は大好き。

マウンテンフライト

Photo by Amy the Nurse

宿やツアーデスクでよく目にするこのマウンテンフライト。ポスターを見る限り大絶景!

高度6000mを飛び、エベレストを一望できるこのツアーは、値段もなかなか高い(1時間で200ドル以上)。

 

私がネパール滞在していた当時、なかなかできない経験だったので、興味津々で宿のオーナーに「申し込みたい!」と志願しました。

で、念のため「事故はないよね?」と聞くと、「sometimes(時々だ)」と笑いながら返ってきました。

これを聞いて申し込むの止めました。勇気のある方はぜひ…!笑

 

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トレッキング

ネパールと言ったらトレッキング!

全くその気なく行っても、思いつきでできてしまうくらい、トレッキンググッズが驚くほど多く売っています。笑

ネパールでトレッキングをする場合、最短3日間からおこなえ、標高があまり高くない「アンナプルナ」方面に行くものと、

ベースキャンプを伴った、最短でも10日以上の「エベレスト・トレッキング」があります(エベレストに登るものではありません)。

時間や体力がない方は、日帰りで行える「ミニトレッキング」がおすすめ。個人でも散策可能ですが、ツアー会社でガイドを雇った方が絶対に安心です。

おすすめのネパール料理

女子旅では重要視したい食べ物!果たしてネパール食は日本人の口に合うのか!?

ダルバート・タルカリ

ダル(豆のスープ)、バート(ごはん)、タルカリ(おかず)。ネパール定番のワンプレート定食です。

インドやバングラデシュに比べるとあまり辛くなく、日本人でも食べやすい味です。

ごはんとおかずや漬物を混ぜながら手でいただきますが、レストランなどは観光客用にスプーンやフォークも置いてあるので安心。

「超おいしい〜!」とはなりませんでしたが、笑 ヘルシーで食べ応えあります^ ^

モモ

ネパールの餃子(本来はチベット料理)。

蒸したり焼いたり、揚げたりと日本と同じように様々な調理法がありますが、蒸したものが一般的。

中身はチキン・野菜が一般的で、タレはチリソースやカレーソース、トマトベースのものやゴマを使ったソースなど様々です。

日本の餃子と比べると、やはりこちらの方が淡白で旨味はないですが・・それでも小腹が空いたときに簡単に食べられるのがGood♪

ラッシー

インドで飲んだラッシーも最高においしかったですが、ここカトマンズで飲んだラッシーはインドを越えたかもしれません。

めちゃくちゃ濃い味、ドロッとして超冷たい!ドライフルーツやナッツが乗っていて、一杯30〜50円ほど。

日本のインド料理屋で飲むラッシーもおいしいですが、申し訳ないけどこのラッシーとは勝負になりません。ネパール圧勝です。これ、本当に美味しかった。

おすすめ店は、インドラチョーク北側にあるラッシー屋さん。

ここは毎日行列できる程、地元の方々にも大人気なんです。

正式な店名がないのか、知られていないだけなのか、目印になるのはお店に飾られたお花と、たくさんの人だかり。

パン

カトマンズにはパン屋さんがたくさんあります。驚くのはその種類。

 

だいたいどのパン屋さんも閉店間際(21時過ぎ)になると、残ったパンたちを半額セールで売ります。

クッキーやケーキもあり。

このズシッと重くて、甘酸っぱいチーズケーキが最高に美味しかったなぁ…。

閉店間際なので種類は限られますが、元々安いパンがさらに安く売られ、さらには美味しい。

ネパールでこんなにパンを食べられるなんて、想像できないですよね^ ^

ビール

Photo by Kyle Stiltner

エベレストビールは是非飲んでおきましょう!

私自身ビールは全く飲まないので、日本のビールとの違いはわかりませんでしたが。。笑

思い出のひとつに!笑

チヤ

Photo by Daniel Peña

ネパールの紅茶。

インドのチャイのように、とっても濃い口のミルクティーのような味です。

長距離バスなど乗るとき、乗り場にはこんな風にお菓子やチヤが売っているお店が出ています。

朝早く、ここであっつくて甘いチャイを飲んでみんな目を覚まします。

初めて飲んだときは、あまりの濃厚さにびっくりしました。

近所にあったら1日も欠かさず通う自信あります。もう本当に美味しいんだから!!

おしゃれなお店

ネパールは意外とおしゃれなレストランやお店があります。

メニューだってものすごくおしゃれで、ほんの数百円でかなりいいものいただけるんです。

 

フレンチトーストや・・

カットフルーツ

サンドイッチに・・

サラダ

カフェだってできる。

「ポテトチップス」というメニューがあったので頼んでみると・・

熱々のやわらかい芋がきた!

これ全部バックパッカーとして貧乏旅行中に食べたもの。

バックパッカーにしてはちょっと贅沢しましたが、それでも全部高くても500円いかないくらいです。

200〜300円のものが多かったかな。

日本食

日本食店がものすごく多く点在しているのもまたカトマンズの特徴。

焼肉、天ぷら、納豆、豚汁・・・とにかくなんでもあります!

これ一人で全部食べました♡笑

作っているのはもちろんネパール人!

繊細な日本食を丁寧に調理してくれているのかと思うと、すごく嬉しくなります。

ネパールで体験したいスパ

ネパールは物価がとても安い分、スパも格安で受けられます。

アーユルヴェーダやオイルマッサージ、1時間以上やってもらってもせいぜい1500円。

私はオイルマッサージを受けましたが、個室で薄暗く、真っ裸に紙パンツ。

全身くまなくマッサージしてくれ(胸のマッサージあり)、ほぼ丸裸でちょっと恥ずかしいのですが、とーってもリラックスできて気持ちよかったです。

施術はもちろん女性がしてくれます。笑

ネパールを旅行するときの注意点

実はネパールでは、毎日「計画停電」が当たり前。

1日の大半が停電していて、ロウソクやヘッドライトで暗い部屋をぼんやり照らすのが当然。

…でした。私が旅をしていた2013年は

しかし2017年現在、ネパールではこの計画停電が廃止されたとのこと。

現在はネパールの電力会社のトップが代わり、電気は問題なく配給されているそうです(これまでは国民への配給が制限され、電気の大半をインドに送っていたよう…)。

快適になって良かったですが、またいつ計画停電が再発されるかわかりませんので、ネパールへ旅行の際は事前に情報を集めましょう。

在ネパール日本国大使館

旅行前に覚えておきたいネパール語

ネパールに行くなら、これだけは覚えておきましょう!たった3つです。

それでも現地の方はとっても喜んでくれます。

ナマステ こんにちは

ダンニャバード ありがとう

フェリ ベトン また会おうね

ネパール人の国民性

個人的な印象は、素朴でシャイで心優しく、子供たちは恥ずかしながらとっても人懐っこい。

初めてネパールの地を踏んだとき、顔がとっても日本人に似ているように見え、とても親近感を持ちました。

商売している人たちも、これまで見てきたアジアの中で断トツに控えめ。

強引に何かを売りつけたり、騙したり、という行為は極めて少なかったです(全くない訳ではないと思うので、安心のし過ぎには注意して下さい)。

ヒンドゥー教徒が8割りを占め、基本的には助け合いの精神が強いようです。

地震の影響

Photo by IOM | UN Migration Agency

2015年4月25日。

マグニチュード7,8。死傷者3万人以上に及ぶ大地震は記憶に新しいです。

歴史的建造物やインフラ道路、人々の生活は大きな被害を受けました。

 

カトマンズなどの都市部では復旧作業が進み、お店や観光地が以前のように再開している場所も多いそうですが、都市部から外れた村などでは2年以上経った今も、まだまだ復興が進んでいないとのこと。

ネパール政府の復興計画が追いついていないのが、一番の原因なんだそうです。

 

今回紹介した観光地も、紹介した写真と全く同じ姿で見ることはできないでしょう。

まだまだ復旧作業中の建造物が多々あるのが現実。

 

それでも、観光スポットや人々の憩いの広場だった場所には、徐々にたくさんの人が訪れ、活気を取り戻しつつあるそうです。

以前、横浜駅前でこんなものを渡されました。

 

これをもらって涙が出ました。

日本も大震災で日本中が傷ついていたとき、世界中の人たちから祈りや支援をもらったな…って。

「ネパールは最高に素敵な場所だ!」ということをこうして発信すること、人々の傷が少しでも早く癒えるための復興の微々たるお手伝い(募金)、

そしてまた、ネパール旅行に行って「ネパール最高だ!」って感じることが、今の私にできることかな、と思います。

 

みなさんもぜひ一度、素朴で暖かい空気を吸いに、ネパールへ足を運んで下さい。

それがきっと彼らの心の支えになると信じています。

 

まとめ

暖かくてほっこりする国ネパール。

日本からの短期旅行先で選ぶことはなかなかないかもしれませんが、私は全力でおすすめしたい国です。

いろんなことに疲れた人がのんびり過ごせる地。ここでは語り尽くせないネパールの魅力を、ぜひその目で見て、感じて来てください♪

私もネパールへは絶対にまた行きます!!^ ^