今日は友人から教えてもらった、
おいしいから是非行ってみて！という、ごはんを食べに行きました！
チットロムという駅の近くにあるお店で、カオマンガイという食べ物です。
これだけ食べて生きていけるくらいうまい！
って言ってたので、もう絶対食べるぞー！
って意気込んでたんですが、行き方がよくわからず。。
とりあえず地図で見た感じで、駅付近を通りそうなバスに乗車。
乗ったはいいけど、
どこで降りるかなんてわからない。笑
なんてお気楽なんでしょう。
乗ったバスは超満員！
しばらくすると後ろから
『日本人ですか？』と声をかけられました。
わっ！日本語！うれしい！
声をかけてきたのは、またもや２１歳大学生の男の子。
この時期はホント旅に出る大学生が多いんですね。
彼も春休みを利用して、アジアを何カ国か旅してるんだとか。
別行動している友達と今日落ち合う予定で、それまでお土産を買ったり、プラプラするんだそうです。
どうせ暇だからって事で
私がこれから行こうとしてた場所に一緒に行くことになりました。
彼、なんと英語がペラペラで！
本人は、ペラペラまでいかないって言ってたけど、１年アメリカ留学経験もあるそうで、私からしたら尊敬を超えて崇拝レベルでした。
で、なんとなーく、超なんとなーくです。
それっぽい所でバスを降りて(笑)
探しました。
英語で人に道を尋ねます。
彼が。笑
私は金魚の糞のようにただただついて行くだけ。
一人じゃ無理だったね。絶対に。
そして見つけました～！（彼が）
おいしそ！
しかーし！
最近、脱水脱水で固形物がのどを通らないんです私。。
飲み物ばっか飲んで、ごはんが食べられない。。(続・シンガポール)
結果。
隣のスープがめちゃくちゃおいしーーー！
ごめん、メインの方はあまり記憶が。。。笑
さ、さいてーーー！ごめん！せっかく進めてくれたのにっ！
今の私にはスープが神でした。
鶏がらきいてて、最高おいしかったよ～笑
その後、お茶したりお土産買ったり、いろいろしてたんですが、
私、バンコクに来てカオサン付近しかうろちょろしてないので
こんなにビルやショッピングモールがあるなんて・・・ってビックリしっぱなしでした。
その後、彼のお友達からメールが届き、バンコク着いたと。
このお友達がまた大変な経験をしたそうなんです。
カンボジアからバスでバンコクに向かって出発したのもつかの間。
なんと、なんとですよ、
タイに入国してすぐ
バスにおいてかれたらしいんです！！
あ、あり得ないでしょっ！
日本だったら大問題！！笑
不幸中の幸いで、パスポートやその他貴重品は全て持ってたようなんですが、
バックパックが消えたバスと共に行ってしまったそうなんです。
トイレ休憩で２０分後に出発すると言われ、
少し早目に戻ったらしいんですね。
すると、運転手が
『ガソリンを入れるから、まだ乗るな』と言ってきたんだって。
言われた通りまた少しして戻ったら、
すでにバスは出発していた・・・という事らしいんです。
彼はしばらく、何かの間違いだ、って
３０分ほどバスが戻って来るのを待ってたようなんですが、もちろん戻って来るわけもなく。
見知らぬ土地で１人途方に暮れたそうです。
その後、
心優しい現地の方に出会い、途中まで車で送ってもらい、
タクシーに乗り継いでここバンコクまで来たそう。
最初に会ったときの彼の喪失感・・・忘れられません。笑
バスチケットは回収された、という事でチケットも無ければ
乗ってきたバスのＮｏもわからないという事で途方に暮れてました。
それでも、バス会社がわかっていたので連絡するも、
なんせ国境を越えているので、タイに入ったあとはわからない、だの
もう、とにかくたらい回しというか、何とももどかしい感じで・・・
最終的に一番連絡が取りたい番号をＧＥＴするも、一向につながらず・・・
ツーリストポリスというものに相談するも、
そういのはトラブルとか避けたいので、電話はほとんどつながらないんだとか。。。
海外って、こんなの当たり前なんですかね・・・？
絶対おかしいよ！！そんなの！！
って思うのは、
安心・安全・丁寧な日本で育ってきたからですかね・・・？
怖いです、もう。。。
私がシンガポールからバンコクに来たときなんて、バスから下りるときはお財布だけでした。
自分でも、それは危ないんじゃないかと思う気持ちもあったんですが、なんせ、出会った人たちがみんないい人だったし、今回は大丈夫♪って
変な安心感というか、周りを信頼しきってた感じでした。
でも、たまたま何もなかっただけなんだ・・・って、今回出会った男の子の体験を聞いて思いました。
ホント、他人事とは思えなくて。
それがもし私だったら、
たぶん日本帰ります。笑
でもその彼は、割り切りますって明るく振舞ってて
いたたまれなかったです。
荷物軽くなってよかったじゃん！
そんな経験普通出来ないよ！
武勇伝じゃん！
後で笑える話になるよ！
励ますの必死でした。
１つも彼の心には、届いてないと思いますが。笑
気持ちも少し落ち着いて、３人でいろんな話をしました。
どうして旅してるの？
カンボジアどうだった？
帰ったらどうするの？
将来チャレンジしたい事とかあるの？
不思議ですよね。
今日出会った人たちと、こんな話。
旅をしている
ただ、それだけの共通点で
こんな風に語れるなんて。
大学の春休みを利用した短い旅だったけど、
日本では経験出来ないものを見て、感じてきた。
みんながそうではないけれど
日本人は、こんなにも物の溢れた、恵まれた環境で
ただただ生きている。
自分が幸せだとも思わずに。何が幸せかもわからずに。気づかなくて。
アジアを見てそう思ったんだそう。
自分の常識を超えたとき、
人って否定したがるけど、
違って当たり前。
自分の常識が全てじゃない。
文化や考え方、暮らし方、生き方
これから少しずつ、見て、感じて、受け入れて
旅を楽しんで
生きることを楽しんで
我慢も時には必要だけど
自分の気持ちに素直に生きたい。
彼らと話してそう思いました。
キレイごとばっか言ってられない事もあるんだろうな～。
どん底に落ちたとき同じこと言える自信ないな～。
って、思うこともあるけどね。笑
その日の夜中、彼らは次の国に向けて出発して行きました。
いつかの再会の日まで、お互いどれだけ成長出来てるんでしょうね。
出会いの後の再会も、旅の楽しみの１つかもしれません。
ではっ！
