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乗り継ぎ時間で観光する方法!手順や入国方法、注意点も徹底解説

空港のイス

こんにちはっ!

空港トラブルのプロ、りの(ririririnotan)です♪
トラブル系はお任せください(遭う方)。笑

海外旅行に行くとき、直行便で目的地に着ける航空券はすごく楽ちんですが、あえて乗り換えが必要なチケットで、「乗り換え地も観光しちゃおう♪」っていう人が結構いるってご存知ですか?

今日はそんなちょっとお得感のある、「一度の旅行で複数都市観光しちゃう方法」をご紹介します♪

本記事が役立つ人

・乗り継ぎ時間を無駄にしたくない人
・いろいろな国に行ってみたい人
・少し上級な旅にチャレンジしてみたい人

最も安い航空券は乗り継ぎ便であることが多い

地図とカメラとパスポート

 

格安航空券比較サイト、スカイスキャナーなどで航空券を検索すると、一番安い航空券は直行便が通っている路線でも乗り継ぎ便であることが結構あります。

直行便なら7〜8時間で行ける国でも、どこをどう通ったらそうなるのか、〝所要時間40時間〟とか恐ろしい数字を叩き出してくることも…!笑

 

これは、何度も乗り継ぎが必要だったり、乗り継ぎ場所での待ち時間が非常に長かったりするのが理由。

 

移動だけで、2日間丸々つぶれてしまうような航空券も少なくないんです。

 

乗り継ぎ場所を観光してしまう方法

空港に佇む女性乗り継ぎでも空港の外には出られる。

 

じゃあどっかの国で飛行機を乗り換えなきゃいけなくて、さらに待ち時間が7時間も8時間もあるんだったら、

せっかくならその国を観光しちゃいたくないですか?

本来の目的地じゃないとはいえ、一度の旅行で複数都市訪れることができるんだから、逆にお得です。

立ち寄った国のごはんを食べたり、お土産を買ったり、有名な観光名所なんかに行けたら超ラッキーですよね!

 

乗り継ぎ地を観光するための手順

出発乗り継ぎ地に到着入国手続き観光出国手続き出発最終目的地に到着

 

これらをもう少し細かく、注意点も一緒に説明していきますね♪

 

手順1:飛行機を降りたら入国する

本来は乗り継ぎの空港に着いたら、ただ乗り継ぐだけなので〝トランジット〟と表示された案内をみて、その通り進みます。

……が、乗り継ぎ地を観光するなら入国審査のゲートに進んでください。で、入国手続きをして入国します。

 

ここで注意することが2つ!

 

注意1:君、最終目的地までの搭乗券を受けとってる?

乗り継ぎ便も同じ航空会社だったり、同じアライアンス(航空同盟)だったりすれば、搭乗券は最終目的地まで受けとっているはず。

もしそうなら、預けた荷物も最終目的地まで届けてくれます

この場合は、乗り継ぎ地で入国しても、いちいち預けた荷物を受けとる必要はないですが、逆に言うと、

乗り継ぎ先で必要なものは預け荷物に入れちゃダメ

ってことでもあるので注意してください。

ただしアメリカでの乗り継ぎは、一度入国審査と荷物の受けとりが必要です。その他、乗り継ぎ空港の制約によって一度荷物を受けとらなければいけない場合もあるので、事前に調べておきましょう。

 

もし、複数に分かれた別々のチケットだった場合、乗り継ぎ先で入国したら、荷物も一度受けとらなきゃいけません。

ロッカーや預けられるサービスカウンターがあればいいですが、そうじゃないとデカい荷物を持っての観光になります。。

で、観光を終えたあとは、再度チェックイン手続きをして、荷物も預け直し。

 

その分時間もかかるので、

最低限確保しておかなきゃいけない乗り継ぎ時間(ミニマムコネクションタイム)よりも、かなり余裕を持った時間が必要です。

注意しましょう。

 

注意2:そこの国、ビザ必要ないよね?

ビザとは簡単にいうと、「あなたうちの国に入ってもいいですよ〜」という許可証。

日本人は大概の国でビザがなくても入国できますが、それでもビザがないと入れない国は存在します。

ビザが必要な国でも、その場で取ることができるビザ(アライバルビザ)があれば問題ないですが、そのアライバルビザを扱っていない場合は、前もって取得しておく必要があります。

 

つまり、ビザがない状態で入国しようとしたら「日本人はビザ必要だよ〜」「ちなみにアライバルビザないからね〜」なんて言われたらアウチということ。

 

もう入れません、そこの国。

 

なので、乗り継ぎ先を観光するなら、その国はビザが必要かどうかは事前に調べておいてくださいね!

 

追記

ビザが必要ない国でも、その国の入国条件を満たしている必要があります。例えばパスポートの有効残存日数や、出国航空券の所持などです。乗り継ぎ国の「入国条件」はあらかじめチェックしておいてくださいね!

参考:各国の入国条件(査証・旅券)と在日公館

 

以上2つの注意点、覚えておきましょう。

 

手順2:思う存分観光する

「では街に出て観光をどうぞー!!」って言いたいところですが、この手順2も注意事項はもちろんありますよー!

 

注意1:その国の通貨持ってるの? 

早速大問題ですね!どうしますか!お金!

ドルやユーロなどの主要通貨は、空港内なら使える場合が多いですが、さすがに街の屋台でごはん食べるときに、堂々と出せないですよね。

空港から主要な場所に出るまでの移動費も、

クレジットカードが使えず現金しか受けつけない可能性もあります。

 

その国の通貨を用意する方法は2つ。

1. ATMから引き出す
2. 両替する

 

いくらくらいお金を使うか、その国の物価を参考におおよそ算出しておいてくださいね。

どちらも手数料がかかるので(とくに空港の両替所は高め)、足りなくてまた引き出すのも、多すぎてまた両替するのも避けたいです。

 

注意2:時間、本当に大丈夫? 

空港が主要な街からめっちゃ離れてたら、街に出るまですごい時間かかります。もちろん帰ってくるときも!

例えば日本の成田

東京に行きたいとしたら電車で1時間半くらいかかりますよね?(まぁもっと早く行ける手段もありますが…。)その時点で往復3時間はつぶれます。

 

観光したい場所と空港がどれだけの距離があるのか、ちゃんと調べておきましょう!

ちなみに、行き方もちゃんと調べておくとスムーズ。

 

これを怠ると、本当に迷ったりわかりづらかったりで、平気で1〜2時間無駄になる可能性高いですよ!

手順3:空港に戻って出国手続きをする

思う存分遊んだら、空港に戻って出国手続きをしてください。

乗り継ぎ分のチケットが最初の出発のときに発行されているのなら、チェックインなどの手続きは不要ですが、

そうでない場合は日本を出発したときのように1から手続きが必要です。

時間に余裕を持って!

 

観光するなら最低でも6時間以上の乗り継ぎ時間が必要

腕時計

 

はい。一番最後に一番重要なこと言いました。

3〜4時間しかない待ち時間では、乗り継ぎ地を観光するのは厳しいです。

6時間でも観光する都市によってはギリギリかもしれません。

 

最低でも6時間、できるなら半日くらいは時間が欲しいですね。

 

ただし24時間以上の乗り継ぎ時間は、はじめの空港で乗り継ぎ便の搭乗券を発行してもらえず、荷物も一度受けとることになると思います。

さらには税金などの追加料金が発生するので、チケットを購入するときは注意してくださいね。

まとめ

 

乗り継ぎ地を観光する手順

1. 飛行機を降りたら乗り継ぎ地に入国する
2. 街に出て観光する
3. 空港に戻って出国手続きをする

 

事前調査&注意すること

・乗り継ぎ時間は6時間以上あるか
・入国したい乗り継ぎ地はビザが必要かどうか
・最終目的地までのチケットを受けとっているかどうか
・現地通貨はいくら必要か
・空港から主要都市までの移動手段とかかる時間はどれくらいか

 

複数都市観光するのも、最初はなかなか大変…汗
でも、せっかくのチャンス。ちょっと頑張って、海外旅行をもっと楽しんじゃいましょう♪

航空券を取るときはスカイスキャナーが一番便利です。