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海外の治安ランキング!渡航前の安全対策テクニックもご紹介

黄色の壁と女の子

こんにちはっ!

治安の良い平和な日本にどっぷり浸かって育ったりの(ririririnotan)です。

おかげで世界一周中はトラブルだらけ。

日本にいる感覚で海外に行くと、度肝を抜かれるような光景や、想像もしていなかったトラブルに巻き込まれることが高確率であります。

 

今日は治安の良い国や悪い国の紹介だけじゃなく、海外旅行に行く前にぜひチェックしてほしい渡航前の安全テクニック」をまとめました。

安全第一!自分の身を守るための参考にしてくださいね!

 

世界の治安の良い国ランキング

まずは「世界でもっとも安全な国ランキング」

世界経済フォーラムが毎年出している「世界競争力報告」。

組織犯罪、テロ、自殺率、警察の信頼度に注目していて、その国の安全が経済にどう影響しているかをまとめています。

このランキングは、2018年10月16日に公表されたその「世界競争力報告」から、もっとも犯罪が少なく安全な国をまとめたランキングです(参照元:BUSINESS INSIDER JAPAN)。

 

第10位 日本

日本の国旗日本

第9位 アラブ首長国連邦

UAEの国旗UAE

第8位 香港

香港の国旗香港

第7位 ルクセンブルク

ルクセンブルクの国旗ルクセンブルク

第6位 ニュージーランド

ニュージーランドの国旗ニュージーランド

第5位 スイス

スイスの国旗スイス

第4位 オマーン

オマーンの国旗オマーン

第3位 アイスランド

アイスランドの国旗アイスランド

第2位 シンガポール

シンガポールの国旗シンガポール

 

第1位 フィンランド

フィンランドの国旗フィンランド

日本、10位なんですね…!驚

世界の治安の悪い国ランキング

同じく「世界競争力報告」から、世界でもっとも危険な国ワースト10をご紹介します(参照元:BUSINESS INSIDER JAPAN)。

政府の腐敗、貧困生活、テロ組織、麻薬の密売、殺人事件、内戦、失業、人身売買…etc

ただし「治安が悪い」と一言で言っても、同じ国で地域差があります。

もし渡航予定の国があったら、外務省の「海外安全ホームページ」で渡航先の状態をしっかり確認するのをおすすめします!

 

第10位 ジャマイカ

ジャマイカの国旗ジャマイカ

第9位 南アフリカ

南アフリカの国旗南アフリカ

第8位 コロンビア

コロンビアの国旗コロンビア

第7位 フィリピン

フィリピンの国旗フィリピン

第6位 グアテマラ

グアテマラの国旗グアテマラ

第5位 ホンジュラス

ホンジュラスの国旗ホンジュラス

第4位 イエメン

イエメンの国旗イエメン

第3位 ナイジェリア

ナイジェリアの国旗ナイジェリア

第2位 ベネズエラ

ベネズエラの国旗ベネズエラ

第1位 エルサルバドル

エルサルバドルの国旗エルサルバドル

海外旅行前の安全対策テクニック

では、海外旅行に行く前にチェックしてほしい「安全対策テクニック」をご紹介します!

忘れがちな項目や、あまり重要視していなかった項目もあると思いますが、すべて大事です。

渡航前に再度要チェックですよぉ〜!

・外務省のホームページをチェックする

何度も言っちゃいますが、「治安が良い悪い」と言っても、同じ国でも地域によってその危険レベルは違います。

日本人観光客が多く、治安が良いとされている国でも、国境付近など治安が安定しない地域は結構あります。

外務省の海外安全ホームページでは、地域ごとにその危険度を4段階に分けて教えてくれてるんです。

 

ホントにヤバいところは赤く表示されるのでわかりやすい。

 

外務省海外安全ホームページ外務省海外安全ホームページ

外務省海外安全ホームページ

 

ちなみに治安情勢はとても変わりやすいです。

 

ついこの間まで安全だった場所が、デモやクーデターが起きたり、選挙前の混乱やテロなどで、急に〝渡航延期してください地域〟に変わることだってあります。

そこで、次に紹介する「たびレジ」に登録するのをおすすめします。

・たびレジに登録する

これ、私も登録してます。

自分が登録した国の安全情報を、外務省がメールで送ってくれるサービスです。

 

たびレジたびレジサイト

 

「こんな事件が発生しました」「日本人が被害に遭いました」「デモが予定されています」などから、「ハリケーンが近づいています」「大規模な山火事が発生しました」など、

天候や災害の情報まで教えてくれます。

近々旅行する国やよく行く国、家族や友人がいる国など、自分で選んで情報が知りたい国を登録できるので、強くおすすめします!

 

もちろん無料ですよ^ ^

たびレジホームページ

 

便利なアプリもあります。

外務省 海外安全アプリ
外務省 海外安全アプリ
開発元:外務省
無料
posted withアプリーチ

 

 

・緊急時リストを作っておく

メモと鉛筆情報はアナログとデジタルの両方に残しておく

 

例えば、

クレジットカードを盗まれたときはどこに連絡すればいいの?
体調を崩したときは?
パスポート失くしてしまったら?

など、万が一のときの連絡先をメモしておきましょう。

 

スマホやパソコンでクラウド上に保存、あとできればアナログでも残しておいた方が◎

 

荷物が全部なくなってしまったときは、クラウド上に保存しておいた情報が役立つし、

電子機器が万が一盗まれてしまったときや、充電が切れてしまったときは、アナログのメモがあればすぐに出せます^ ^

 

ちなみに最低限、次の内容はメモっておきましょう!

■クレジットカード紛失盗難時の連絡先
■滞在先の住所
■現地の大使館や領事館の連絡先
■保険会社窓口の連絡先
■携帯電話会社の連絡先
■家族や友人の連絡先

 

メモと一緒にこれらのコピーも持っておいて!

■パスポートの顔写真ページ
■海外旅行保険の控え
■Eチケット
■その他重要書類

 

これらコピーは、原本と一緒にしまっては意味がありません!原本が失くなってしまったときの予備なので、しっかり分けて保管してくださいね。

・現地の物価相場を知っておく

フルーツの買い物まずは相場を調べる

 

物価が高い・安いだけでなく、例えば…

・水はいくらくらいで買えるのか?
・タクシーに乗ったときの料金は?
・一般的な外食や宿泊の値段は?

など最低限、自分に関係すること(現地で買うもの・使うもの・申し込むものなど)の相場は調べておきましょう。

これがわからないと、金額表示がなく値段交渉が必要な場面でぼったくられたり、過度な値切りをしてしまったりすることに…。

「空港からホテルまで使ったタクシーで、早速倍以上の金額を取られた!」ってことにもなりかねませんからね。

あっ、それ私。笑

・海外旅行保険に入っておく

保険メモ保険加入は必須

 

これはマストです。

 

どんなに短い旅行でも絶対に加入してください。気をつけてたって、自分じゃどうにもできない事故に巻き込まれる可能性だってあります。

保険に加入していなかったせいで、一生返済の日々になってしまったり、もしものときは残された家族にものっすごく大きな負担がかかってしまったり…。

 

海外での治療費って本当にめちゃくちゃ高いんですよ。。

 

もちろんクレジットカード付帯の海外旅行保険を使うのもOKですが、その際は注意する点もあるのでこちらの記事で確認してくださいね!

 

海外旅行保険の選び方。補償内容や種類、クレジット付帯についても解説こんにちはっ! 世界一周中、タイで入院して保険に助けられたりの(@ririririnotan)です。笑 海外旅行へ行くのなら...

旅先での安全対策テクニック

 

では実際に、渡航後に気をつけるべきことをご紹介します!

・荷物から目や体を離さない

机の上のバッグバッグは体から離さない

 

当たり前だと思うでしょうが、これ意外とみんなできてません。

 

荷物での座席確保、ポケットに物を入れる、電車での居眠り…etc

はもちろん、カフェでコーヒーを飲みながらテーブルにスマホを置いておくのも危険です。

 

自分がそこにいても、です!

 

道端でのスマホ操作もそう。

手に持ってたって奪い取られることもあります。歩きスマホが当たり前の日本人は高確率でやりがちですが、スリや強盗の多い場所ではとくにこれはNG行動です。

パスポートを入れたポーチを首から下げて服の中に入れておいたって、かがんだタイミングで首からスッと抜き取られた!っていう事例も実際にあるんです。

もうここまでくると、裸で歩くしかないように思えてきますが…笑
基本的には最低限次の項目を頭に入れておいてください!

海外旅行での荷物管理

■バッグは前に持つ(とくに人混み)
■高価なものはなるべく出さない&持たない&身につけない(スマホなど出すときはカバンや体に括る)
■突然話しかけられたり、ぶつかって来たりする人には要注意!(気をとられてる間に仲間にスラれる可能性アリ)
■人混みは避ける(体や荷物に触れられても気づきにくい)

・服装に気をつける

スカート露出が多い服装には気をつけて

 

可愛い服着て写真撮ってインスタにアップしたいですよね!女子だもん!笑

 

でも、女性の肌の露出にものすごく厳しい国も存在します。

体のシルエットがはっきりわかる服は、男性を誘っていると思われてもしょうがない国もあります。

日本で流行りのものは、現地では好奇な目で見られるかもしれません。結果的にからかわれたり、娼婦扱いされたりする可能性もあります。

 

せっかくの海外旅行なので、おしゃれも目一杯楽しみたいですが、基本的には、

その国の宗教や文化を尊重する(現地の雰囲気に合った)着こなしをベースに服を選ぶと間違いないです。

 

女性が海外を旅するときに気をつけてほしいことも参考にしてね。

外国人男性に勘違いさせてしまう日本人女子のNG行動まとめこんにちは!りの(@ririririnotan)です。 世界一周中、私はたくさんのセクハラに遭ってきました。 これは女性の一...

・夜、無駄に出歩かない

夜の街人気のない夜道は歩かない

 

治安が悪い都市はもちろん、治安が良い都市でも、一歩路地に入れば途端に治安の悪いエリアだったりするのも海外ではよくあることです。

 

昼間でも、です。

 

私はコロンビアに行ったとき、電線に靴がぶら下がっている交差点を何度も見かけたんですが、これ〝麻薬取引場所のサイン〟だそうで…!

 

めっちゃビビりました。

そんなとこに夜、観光客がポツンと歩いていたら…運が悪ければどうなるか…簡単に想像できますよね。。

・過度なスキンシップは「No」と言う

男と女の喧嘩ハッキリ「NO」と言おう

 

相手の国では当たり前なことだったとしても、もし私たちが不快に感じるほどの過度なスキンシップを受けたら、ちゃんと「No」と言うことが大事です。

 

ニコニコしていたらどんどんエスカレートしていきます。

 

相手を傷つけてしまうかも…
きっとそんなつもりじゃないかもしれないし…
逆上したらどうしよう…

 

ってつい思ってしまいますが、不快に感じるほどのスキンシップは明らかに「セクハラ」です!!

日本人女性はターゲットにされやすいので、嫌だと思ったらハッキリそう伝えましょう。

逆上が怖いって気持ち、すごくよくわかりますが、そもそも何かあったときに逃げられないようなシチュエーションは作っちゃダメです。

例えば人気のない場所で面識の浅い男性と2人きりになる、とかね。

・相手の国の文化を尊重する

女性宗教や文化は国によって大きく違う

 

例えば

服装
喫煙
飲酒
チップ
ラマダンなどの宗教的儀式

など、観光客でもその国の文化や宗教は尊重するべきです。

日本でも当たり前なマナーから、違反したら罰金!という決まりもたくさんあります。

法を犯すのは論外ですが、「知らなかった!」では済まないこともあるので、

事前に相手国のマナーやルールは、ガイドブックなどでチェックをしてくださいね!

・お金・カード類の管理に気をつける

お財布とお金貴重品管理は徹底的に

 

■大金を持たないこと
■スキミングに注意すること
■分散させて持つこと

 

カードは上限を低めに設定しておいたり、使用したらメールで通知が届くように設定しておけば、万が一、不正利用されても気づくのが早くなります。

(ちなみに不正利用は例外もありますが、基本的には保険で全額カバーできます)

もしも被害に遭ったとき、その被害を最小限にすることが大事なんです!

・強盗に遭ったら抵抗しない

ピストル命の死守は旅人の義務

 

どんなに気をつけていても私たちは日本人。狙われやすい民族です。

 

もし強盗に遭ってしまったら、抵抗はしないのが鉄則です。

これが命を狙うものだったら戦うべきだと思いますが、〝物〟を狙うものだったら素直に差し出すべきと思います。

 

どんなに大事なものでも。

 

物は保険で戻ってきます。

大事なデータはバックアップさえちゃんと取っていれば問題ありません。代わりの効かない大切な物でも、自分の心にはちゃんと残ります。

 

でも物を守ったが故、命を奪われたら、残るのは残された家族や友達の、悲しみと後悔です。

命最優先ですよ!!いいですね!

まとめ

気をつけなきゃいけないことがわんさかあって、海外旅行も楽じゃないですよね。笑

でも基本的に大事なのは、

①危険と思われる場所に行かないこと
②得られる情報はあらかじめ得ること
③トラブルに遭ったときの対処法を準備しておくこと

です。

スリルを求める気持ちもわかりますが、備えは大事です。何かを失ってからじゃ遅いですからね!