こんにちは!フリーランストラベラーのりの(@ririririnotan)です。
- フリーWi-Fiの危険性を知りたい人
- フリーWi-Fiでやらない方がいい作業が知りたい人
街中で便利なフリーWi-Fiですが、実はそこには危険がいっぱい。
日本国内だけでなく、海外に行くときも、フリーWi-Fiだけで過ごす人が多いかもしれませんが、実はこれ、とっても危ないんです。
今日はそんなフリーWi-Fi下で「絶対にやってはいけないこと」をご紹介したいと思います。
目次
そもそもフリーWi-Fiはなぜ危険なの?
カフェでお仕事したり、動画を観たり、海外でフリーWi-Fi繋いだりする人も多いと思いますが、フリーWi-Fiは誰でも利用できる公衆無線LAN。
便利である一方で、リスクもかなり大きい。
最悪の場合、こんなことが。
- 不正アクセス
- ウイルス感染
- 個人情報の漏えい
- アカウント乗っ取り
など。
「そんなことされるなんて、運悪すぎじゃない?」
と思うかもしれませんが、これらの犯罪行為は、技術的には実は簡単にできてしまうそう。
例えば、「不正にアクセス→ウイルス感染」なんてさせられたら、パソコンやスマホに入っている大事な書類やデータを壊されてしまいます。
お仕事で使う大事なデータを盗まれてしまう可能性もあるんです。
また、個人情報が漏えいしてしまうと、名前やアドレスだけでなく、クレジットカードの情報も盗まれてしまう可能性が。
よく、「海外ではスキミングに気を付けなければいけない」と言われますが、ATMや支払い時にしっかり気を付けていても、フリーWi-Fi経由でカード情報が盗まれれば、帰国後、〝記憶のないクレジットカードの請求がきてしまう〟なんてこともあるんです。
さらに身近なところでは、「アカウントの乗っ取り」。
LINEやTwitterなどのSNSだけでなく、スマホで管理しているネットバンキングなど、アカウントが乗っ取られ、悪用されてしまう危険性があります。
勝手に送金されたり、変な投稿をされたり。
SNSなんて今やお仕事で使っている人も多いツール。収入に関わる人もいるので、慎重に扱わなければいけません。
さらに、位置情報が筒抜けになって、自分がいる場所を特定されてしまう可能性も。
これは防犯上、本当に危険。
交友関係も全部筒抜けになるし、ストーカーや嫌がらせに繋がる可能性まであるんですよ。
フリーWi-Fiを使うときに絶対にやってはいけないこと
結論から言うと、フリーWi-Fi利用時にやってはいけないことは以下の3点。
- 身元不明なアクセスポイントへの接続
- Wi-Fi接続中、個人情報を入力
- ログインが必要なページへのアクセス
身元不明なアクセスポイントへの接続
実は、悪意のある人が意図的にフリーWi-Fiを設置していることも有ります。
「あ!Wi-Fiみっけ♡」
と悪意のある人が設置したWi-Fiに接続してしまうと…、上記にあげた危険性がどっとのしかかる、ということですね。
ちなみに、「スターバックスなどの無料Wi-Fiなら大丈夫でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、あのフリーWi-Fiも暗号化されていません。
それに了承して使ってくださいね、と接続画面にも書いています。
しかも実は、アクセスポイントの名称もパスワードも、同じものが作れてしまうんだそう。
「at_STARBUCKS_Wi2」
一見完全にスターバックスのWi-Fiですよね?
でも実はこれ、悪意を持って作られた〝偽Wi-Fi〟の可能性もあるってこと。
Wi-Fi接続中、個人情報を入力
仮に〝偽Wi-Fi〟でなくても、フリーWi-Fi利用時に個人情報を入力するのは避けた方がいいです。
ネットショッピングなどで名前、住所、クレジットカード番号なんて入力してしまった日には…。
ログインが必要なページへのアクセス
同じく、ログインが必要なページも、メールアドレス、ユーザーID、パスワードなど入力しますよね?
こういった情報も、フリーWi-Fi利用中は絶対に入力しないようにしましょう。
フリーWi-Fiを使うときの安全対策
なるべく安全にフリーWi-Fiを使いたい、という人のために、対策方法もご紹介します。
できるだけ以下の3点は守ってください。
- そもそもフリーWi-Fiを使わない
- 自動接続をしない
- 暗号化された「https:」で始まるサイトだけ閲覧する
そもそもフリーWi-Fiを使わない
すみません、これが一番確実です。笑
不審なアクセススポットに接続しないのはもちろん、カフェなどのフリーWi-Fiもぶっちゃけかなり危険です。
自動接続をしない
過去に利用したことのあるWi-Fiに、自動接続するのも危険です。
先ほどお伝えしたように、アクセスポイントの名称やパスワードは自由に作れてしまうため、〝偽Wi-Fi〟を前に接続したものと認識して、自動的に繋いでしまう可能性もあるんです。
スマホが勝手に接続してしまっては、せっかく気を付けていても無駄になります。
できるだけ自動接続させない、履歴を削除する、などの対応を。
暗号化された「https:」で始まるサイトだけ閲覧する
サイトを開くと、ブラウザのアドレスバーにそのサイトのURLが表示されていますよね。
このURLのはじまりが「https:」なら暗号化されています。
「http:」(sがない)場合は、暗号化されておらず、盗聴することができてしまいます。
Google Chromeでサイトを開けば、暗号化されていない「http:」のサイトを開くと、「保護されていません」と警告が出るので、注意して見てみてください。
安全にWi-Fiを利用するために
フリーランスで外で仕事をする方や、海外旅行でWi-Fiをよく利用する方はとくに、セキュリティ面、もう一度見直してみましょう。
- VPNサービスを利用する
- プランを見直す
- ポケットWi-FiやレンタルWi-Fiを利用する
VPNサービスを利用する
VPNサービスとは、インターネット上に安全なルートを確保することで、盗聴や乗っ取りなどの危険性から守ってくれるサービス。
第三者にIPアドレスを知られることもなく、セキュリティをアップしてくれるんです。
セキュリティが完璧になるわけではありませんが、ダダ漏れの状態で見るよりはよっぽどマシ。
プランを見直す
フリーWi-Fiを使う理由のひとつで、「容量を減らしたくない」というのがあると思いますが、今、大手キャリアも格安SIMも、大容量プランがたくさん出ています。
例えばSoftBankの「ウルトラギガモンスター」はなんと50GBまでガンガン使えます。料金は7,000円。
格安SIMでも、20~30GB利用できて5,000円前後。
1ヶ月5GBくらいで、毎回速度制限かかるのを気にしながらフリーWi-Fiを探すよりも、いつものスマホ代に2~3,000円プラスでがっつり安全に使えた方が良くないですか?
パソコンやタブレットもテザリングで使えますしね。
ちなみに私は2020年から海外暮らし(の予定だった)ので、現在はプランを戻しましたが、カフェでお仕事する機会が多かったので、この方法でがっつり仕事をしていました。
ちなみに最近は、楽天モバイルアンリミットで容量使い放題プランも出ました。
まさかの1年間月額料金無料で、楽天ポイントもがっつりもらえる、まさに常識破りな新プラン。
絶対に損はないのでチェックしてみて。
ポケットWi-FiやレンタルWi-Fiを利用する
ポケットWi-Fiなら安全性が高く、個人情報を解析される可能性も低いです。
会社やプランにもよりますが、月額3,000円程度でギガ使い放題なんてのも多いので、スマホの大容量プランに切り替えてテザリングするよりもお得かもしれません。
海外でも使えるポケットWi-Fiもあるので、「日常も海外もがっつり使う」って方は、海外対応のポケットWi-Fiがおすすめ。
海外のみでWi-Fiを使うって方は、こちらの記事も参考に♪
フリーWi-Fiを使うときは慎重に!
ということで、フリーWi-Fiについてのまとめ。
- 不正アクセス
- ウイルス感染
- 個人情報の漏えい
- アカウント乗っ取り
- 身元不明なアクセスポイントへの接続
- Wi-Fi接続中、個人情報を入力
- ログインが必要なページへのアクセス
- そもそもフリーWi-Fiを使わない
- 自動接続をしない
- 暗号化された「https:」で始まるサイトだけ閲覧する
- VPNサービスを利用する
- プランを見直す
- ポケットWi-FiやレンタルWi-Fiを利用する
便利なフリーWi-Fiですが、そこにはとっても怖い危険も隠れています。
利用する際は慎重に、できるなら利用しないまたは対策をしっかりして、迫る危険を防いでください。