こんにちはっ!
世界一周中、タイで入院して保険に助けられたりの(@ririririnotan)です。笑
海外旅行へ行くのなら、ぜぇぇぇったいに入っておきたい「海外旅行保険」。私も世界一周旅立ち前に、1年ちょっと加入しました。
でも、種類によって値段がいろいろ変わってくるし、実際どれに入ったらいいのかよくわからない・・
という私のような方へ、わかりやすく説明しちゃいますよぉ^ ^
・海外旅行保険の補償種類や内容を知りたい
・クレジットカード付帯の海外旅行保険を使いたい人
・どの補償を付けたらいいのかわからない人
目次
保険会社の海外旅行保険
補償の種類
よく海外旅行保険には、いろいろな種類の補償が付いていますが、これって実際どんなときに使うの?っていうもの多くないですか?
ここではその補償の種類を解説します♪
死亡(傷害)
旅行中の事故で死亡した場合に支払われる補償。
例えば、旅先で交通事故に遭って死亡された場合に支払われます。
死亡(疾病)
旅行中、病気により死亡した場合に支払われる補償。
病気や感染症などにより、旅行中に死亡された場合に支払われます。※あくまで旅行中の発病が対象で、持病が悪化し死亡された場合は対象外となります。
治療(傷害)
事故により医師の治療を受けた場合に支払われる補償。
交通事故によるケガで受けた治療費をカバーしてくれます。
治療(疾病)
病気により医師の治療を受けた場合に支払われる補償。
旅行中に風邪や病気、高山病など、治療にかかった費用をカバーしてくれます。
傷害後遺障害
事故などでケガをし、そのケガが原因で体に後遺障害が生じた場合に支払われる補償。
例えば、旅行先で交通事故に遭い骨折、現地で治療。帰国後も身体に麻痺が残った場合などに支払われます。
救援者費用
病気や事故などで一定期間以上入院した場合、本人が亡くなったもしくは行方不明になった場合に家族が駆けつけるための費用を支払われる補償。
突発的なケガや病気での入院で家族が駆けつける場合や、搭乗した航空機・船舶が行方不明になった場合などにも適用されます。
賠償責任
他人に怪我をさせてしまったり、他人のものを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に支払われる補償。
ホテルのルームキーを無くしたり、レンタル用品を壊してしまったり・・賠償しなければいけなくなった場合に支払われます。
携行品損害
携行品が、盗難・破損・火災等の偶然な事故にあって損害を受けた場合に支払われる補償。
カメラを盗まれたり、うっかり落として壊してしまった場合などに適用されます。
※支払限度額が30万円でも、”一つのモノにつき10万円まで”、などというルールもあるので事前に確認!
航空機寄託手荷物遅延
飛行機に預けた手荷物の到着が遅れ、代替品を買った場合の費用が支払われる補償。
飛行機搭乗時、預けた荷物が航空会社の手違いで違う場所に輸送されてしまい、荷物が手元に届くまでに下着やパジャマ、歯ブラシ、を買った場合などに支払われます。
航空機遅延
搭乗予定の飛行機が遅延し、宿泊費や移動、食事代など臨時で出費した場合に支払われる補償。
乗るはずの飛行機が欠便。現地でもう一泊ホテルに泊まったときの宿泊料などが補償されます。
現金、クレジットカード、コンタクトレンズ、パソコンやカメラなどのデータ、歯科治療費、喧嘩や自殺行為、または戦争や革命なのどの事変による治療費や死亡補償・・など。
長期(3ヶ月以上)海外旅行保険
短期(3ヶ月以内)の旅行であれば、保険比較サイトなどを使って一番安くて自分に合ったプランを選べばいいですが、長期の海外旅行(観光目的)は、保険をかけることができる会社が限られてきます。
世界一周旅行者で知らない人がいない保険会社と言えば、損保ジャパンの代理店、金子秀人損害生命保険事務所。
私も金子さんには何度もお世話になりましたが、ここは長期海外保険対応の他、24時間日本語サポート体制、さらには対応が迅速丁寧で評判です!
・・が、
私が1年ちょっと契約した2013年の頃は、死亡保険も付けて14万円前後でしたが、今まったく同じ保険に入ろうと思ったら、おそらく20数万〜30万前後はいく模様。。
やはり長期保険、これくらいの保険料にしないと提供している側も元が取れないのでしょうね・・。
その他長期(3ヶ月以上)契約できる保険会社
半年〜1年を超える保険契約は代理店に要相談です。観光目的と留学、ワーキングホリデー目的で分かれていたり、バラ掛け可能な場合もあります。
保険の払い戻しと延長
加入した期間より早めに帰国した場合は、残りの期間分の払い戻しが可能です。
しかし、もし加入期間をオーバーする場合、保険延長の申請は可能ですが、それが許可されるかどうかは確約されません。
なので、少し多めに見積もって、加入期間を決めた方が無難。
【個人的】加入必須項目
個人的に、絶対に入った方がいいと思う項目は以下の6つ。
・死亡保険
・治療保険
・傷害後遺障害
・救援者費用
・賠償責任
・携行品損害
私は旅中、航空機寄託手荷物遅延と航空機遅延も加入していましたが、一度も使う機会がなかったです。
しかし、長期旅行で飛行機を何度も使う予定であれば、やはり入っておいて損はないと思います。
携行品損害は盗難に遭った際など、その地域の警察署でポリスレポート(盗難証明書)をもらい、保険会社に提出します。
そのとき、その物の購入時の領収書などがあれば、補償額もスムーズに決まります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険。あれって実際どうなんでしょ・・?
補償額
カードの種類によりますが、補償限度額が海外旅行保険に加入した場合よりもはるかに少ないです。
医療費の高い国で、大きなトラブルに巻き込まれたりでもしたら大変。。
また、事故やケガに対しては補償されても、病気による死亡は補償されないことが多いです。
つまり、使用しなければ問題ないんですが、万が一何かあった場合「足りない!」となる可能性大。
複数のカードを所有し補償額を合算することも可能ですが、傷害死亡・後遺障害は合算できないんです(補償金額が多い方が適用になります)。
付帯の種類
クレジットカードの保険適用条件が、”自動付帯”であればそのままで大丈夫ですが、”利用付帯”だった場合、航空券などの旅行代金の支払いに、
該当クレジットカードを利用しなければ、保険が適用されません。
持っているカードが「自動付帯」なのか「利用付帯」なのかの確認が必要です。
期間
補償期間は最大90日です。
それ以上の長期旅行でカード保険を使いたい場合は、一度帰国して保険をリセットするか、自動付帯と利用付帯の2枚以上のカードをうまく使って期間を延ばすかです。
注意点
年会費無料のクレジットカードで、補償が充実しているものは少ないです。
自分が持っているクレジットカードの種類や、ランクによって、補償の有無や内容の充実さはかなり変わってくるので、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する場合は必ず確認しておきましょう!
海外旅行保険付帯のクレジットカードを持つなら
私も前に使っていましたが、クレジットカードの保険で旅行に行くならエポスカードがおすすめ!
・年会費無料
・自動付帯
・他のクレジットカードに比べて補償が高額
・キャッシュレス診断(現地で立て替える必要がない)対応
・デザイン可愛い
クレジットを初めて作る、もしくはもう1枚作りたい人におすすめします!
海外旅行傷害保険付帯
海外で請求される費用例
補償額はわかったけど、実際に何かあったときそんな額必要になるの??
もし死んでしまった場合
外国での死亡確認や役所手続きなど、代行でお願いした場合の費用や遺体処理や搬送代など、どこの国から行うのかで金額は大きく変わると思いますが、
うん百万円〜1千万円はいくでしょう。
治療した場合
国によりますが、仮に盲腸で手術した場合一番高額なアメリカ(ハワイ)で200〜250万円ほど。
骨折(手首)で安ければ5万円、高額なところで言えば、ローマで15万円前後と言われています。
入院した場合
こちらも国や部屋によりますが、1日数万円〜高ければ10万円以上。
私がタイで入院したときは、有無を言わさず案内された部屋が、個室のスイートルームのようなところでした。
ハイビジョンテレビに、ソファーが3つ、毎朝なぜか読売新聞が届けられ、シャワールームやトイレもその辺のホテルより広くて綺麗でした。
4日ほど入院して請求額30万円超え。
私が海外旅行のたびに加入する保険会社
私が海外旅行に行くときに必ず加入するのは、損保ジャパン日本興亜【off!】です。
出発当日にネットで簡単に申し込めるし、私はいつも空港で出発前にサクっとセットで申し込みます。
場所や期間、内容で額は変わりますがせいぜい2,000円代で済みます。
オーダーメイドの組み合わせもできるので、これはいらない、という項目は外したり、これはもっとほしい、という項目は金額を上げられます。
外国ではとくに、何があるかわからないし、補償が手厚い分には問題ないですが、コスト面とのバランスを考えると、妥協点が難しいところ。
これは個人的意見にはなりますが・・
死亡保険は最低でも1,000万円。
治療保険は500万円。
賠償責任は案件によってピンキリだと思いますが、万が一のときに億の支払い命令がきて人生終わりたくないので1億円。
携行品損害は20万円。
これは最低ラインで付けたい補償ですね。
まとめ
長期の旅行であれば、個人的には保険会社の海外旅行保険に加入して行った方が安心です。
値段は少し高いですが、クレジットカードでは補えない部分を手厚くサポートしてくれる印象。
保険料を抑えたい人は、クレジットカードの海外旅行保険を(2枚以上の合算で補償額をカバーする)。
コストは抑えたいけど、万が一のことも心配な人は、海外旅行保険会社の一番安いプランか、クレジットカード+足りない部分をバラ掛け保険でカバーして。
こだわりがある人、手厚い補償・安心がほしい人は、海外旅行保険のカスタマイズプランか、補償額が大きい(無制限)ものを。
どちらにしろ「お金がもったいないから」という理由で保険に加入せずに外国に行くのは、心からオススメしません!
国民健康保険も海外での治療費などには対応できるようですが、海外旅行を専門とする保険に加入するべき、と私は思います。
また、実際に病院に行く際は、事前に申し込んでいる保険会社のサポートセンターに電話すると、現地の日本語対応している病院を探してくれます。
なので、事前にスカイプクレジットやSIMフリー携帯(現地のプリペイドカード)を準備しておくと便利です。