こんにちは!フリーランストラベラーのりの(@ririririnotan)です。
・Airbnbを利用するメリットとデメリットを明確にしたい人
・Airbnbを利用するかどうかを迷っている人
・ホテルとAirbnbどっちがいいのかわからない人
私がAirbnbを使い出したのは2015年から。
ロサンゼルスやニューヨーク、中米でもいくつか借りました。
ついにラストの国キューバ🇨🇺
キューバでのエアビーのおうちは恐ろしく広くておしゃれ。
毎朝ごはんを作りに来てくれて洗濯物も渡せばしてくれる。
こちらは日本語オンリー、ホストはスペイン語オンリーで意思疎通がめちゃくちゃ大変だけど、贅沢な時間を過ごせてます😳
Wi-Fiだけがちょっと不便😂 pic.twitter.com/6TOkbvpmne
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) May 4, 2019
旅行に行くときに泊まる宿は、ホテルの予約サイトも確認しますが、同時に必ずAinbnbもチェックします。
今回はAirbnbを使ってみようかな、と考えている人のために、利用前に知っておきたいAirbnbのメリット・デメリット、ホテルとの違い、どっちがお得かを解説したいと思います♪
目次
そもそもAirbnbとは?
Airbnb(エアービーアンドビー)、通称「エアビー」は、世界192カ国、約33,000都市で展開されている、部屋(家)を貸したい人と部屋(家)を借りたい人をつなぐサービスです。
部屋はアプリやWebから検索でき、部屋だけを借りられる物件もあれば、一軒家まるまる貸し切れる物件もあります。
Airbnbのメリット
私が思うAirbnbのメリットは全部で8つ。
ユニークな宿が多い
これは最大のメリットと言ってもいいんじゃないでしょうか。
Airbnbで取り扱っている宿泊施設は、ざっと紹介してもこれだけのユニークな家があります。
- マンション
- アパート
- 一軒家
- ログハウス
- ツリーハウス
- バンガロー
- デザイナーズホテル
- キャンピングカー
- 船
- 農家民泊
- お城
- 島
…etc
ホテル予約サイトで扱っているようなホテルも検索できますが、普通の予約サイトでは見つけることができない宿泊施設がわんさかあるのです!
キャンピングカー
かまくら
船
島
ドバイの高層マンションにしばらく住んでみたくないですか?🇦🇪
1泊16,000円で4ベッド。4人で泊まったら1人1泊4,000円くらいでこのレベルに泊まれるんですよやばくないですか。
エアコンWi-Fiキッチン洗濯機仕事スペース付いてます🙆♀️
海外旅行解禁後、海外ノマドさんたちで1ヶ月くらい借りませんか😍 pic.twitter.com/N9J2lbXfSs
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) April 28, 2020
価格が安い
もちろん物件によりますが、一般的なホテルだったら1泊1万円以上しそうな部屋も、Airbnbで掲載されているマンションなら5,000円以下だったり、2人で借りたら3,000円くらいで借りれたりと、大幅に宿泊費を抑えられる物件がかなり多いです。
検索の仕方や滞在の仕方によっては、通常宿泊費の平均価格がかなり高いエリアでも、Airbnbなら半額以下で泊まることも可能な掘り出し物件が多いのです。
検索フィルターが多彩
ホテル予約サイトでも、条件に合ったホテルを探すために検索フィルターがありますが、Airbnbも細かく条件を設定できます。
- クオリティーの高い宿
- 部屋タイプ(まるまる貸切・個室・シェアルームなど)
- 希望価格
- ベッドの数
- 寝室の数
- バスルームの数
- アメニティや設備(洗濯機・Wi-Fi・朝食・ドライヤーなど)
- 駐車場の有無
- ジム併設の有無
- プールやジャグジーの有無
- ペットの可否
- 喫煙の可否
など、かなり細かい設定ができます。
「宿なんて寝るだけでいい」という人には向かないですが、観光以外の部分もこだわりたい、という人にはとっても充実した内容です。
自炊が可能
これはホテルではなかなかできないことですよね。
Airbnbには、キッチンが付いている物件が多々あります。
毎日外食でもいいですが、地元のスーパーに買い物に行って、地元の野菜や食材、調味料(キッチンに用意してくれている物件もある)を使って料理するなんて、旅先ではなかなかできないこと。
節約する、という意味でも自炊できるのは大きなメリットです。
その街に「住んでる感」が体感できる
あまり立地が良くないところだとデメリットになり得ますが、Airbnbは一般の方が部屋や家を貸してくれている物件がほとんど。
例えばマンションを借りたら、そのマンションに住んでいる地元住民と同じように出入りし、近くのスーパーに足を運び、近くのバス停を使う。
一軒家でもそうですよね。
民家が立ち並ぶうちのひとつの家で、短い日数とは言え「暮らす」ことができるのです。
ホテルを選んでいたら、観光名所もないこんな居住エリアにわざわざ立ち寄ったりしないじゃないですか。
でもAirbnbはそれができるんです。
そこに暮らしている人たちと、同じような暮らしをしている感覚を感じることができるんです。
ホストと交流できる
もちろんしなくてもいいです。
私はどちらかというと、一人で楽しみたい、もしくは一緒に行った友達との時間を楽しみたい派なので、英語もできないしぶっちゃけホストとの交流は望んでません。
それでも、これまで借りた家のホストによっては本当によくしてくれて、もう少しこちらが積極的で言葉も話せたら、もっと仲良くなれたんじゃないかと思う人も多いです。
カリブ海のセントマーチン島に行ったときは、ホストが隣の物件に住んでいて犬を飼っていたんですが、このワンちゃんがめちゃくちゃ可愛くて…。
この子の名前はジョー。
名前を呼ぶとピクってこっち見て、テクテク寄ってきて、ゴロンとおなか出す。
人懐っこくて本当に可愛い。
やっぱり人の幸せには必ず生き物が関わってる。
見栄や一時的な欲求で買ったモノで得る幸せは一瞬で消える。
こういう時間を、旅で大事にしたい。 pic.twitter.com/jVaKAhv6ea
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) April 27, 2019
朝ごはん時、観光から帰ってきたとき、いっつもなでなでして癒されてました。
セルフチェックインができる
Airbnbはセルフチェックインが可能な物件も多いです。
例えば家のドア自体が暗証番号を入力して開けるタイプのドアだったり、暗証番号で開くキーボックスにあらかじめ鍵が入っていたり。
この場合は事前にロックが解除される暗証番号をホストが知らせてくれ、宿泊施設に着いたら自分たちでロック解除して入室する、というような流れで自動的にチェックインできます。
チェックインやチェックアウトに柔軟
物件によっては、ホストがあらかじめ定めたチェックイン&チェックアウト時間をきっちり厳守!というところもあります。
ですが、例えば
- 朝いちで到着してしまうので午前中にチェックインできないか
- 帰国便が午後なのでそれまで居させてほしい
など、ホストとのやり取りでお願いしてみると、案外柔軟に対応してくれる人が多いです。
Airbnbのデメリット
Airbnbはメリットだけではありません。デメリットももちろんあります。
連絡を取り合わなければいけない
一番面倒くさいのはこれでしょう。
ホテルなら、予約して支払ってあとは当日行くだけ、と簡単な手続きですが、Airbnbは気に入った物件を見つけたら、ホストに連絡をしなければいけません。
連絡をしなくても、その場で予約確定が可能な物件もありますが、ホスト側も私たちは泊めても問題がない人物かどうかを判断するし、同期間に泊まりたいと別のゲストから連絡があったら、できるだけ長く泊まってくれる方を選びたいですよね。
なので私たちゲストは、気に入った物件があったら「予約する」のボタンと同時に、ホストへのメッセージは必須になります。
予約方法の詳しい手順はこちらを参考に。
ホストが快諾し予約が決まれば、その後ホストから詳細を聞かれることが多いです。
- 泊まる人数や名前
- 何時到着予定か
など、そのホストによって変わるでしょうが、LINEのようなメッセージボックスで何個か聞かれます。
また宿泊日が近くなったら、詳しい住所や、鍵の暗証番号など連絡をくれます。
宿泊に関係のないやり取りは一切ないので、せいぜい5通~10通前後のやり取りで完了すると思います。
というかここで宿泊に関係ないことを言ってきたり、プライベートな質問をしてきたりするようなホストは怪しんだ方がいいです(交流を望む同士なら問題ないと思いますが)。
言語の壁がある
これも厄介ですね。
英語や他言語が理解できる人ならいいですが、英語すらできない私にはかなりストレス。笑
ただ、メッセージのやり取りには翻訳機能がついてますし、Google和訳など今やいくらでも多言語を日本語にすることが可能。
なので文章のやり取りくらいなら、英語ができない人もとくに問題なくできると思います。
問題は現地。
セルフチェックインならいいですが、ホストから直接鍵を受け取ったり、部屋の案内や、これは使っていいけどこっちは使わないで、なんていうハウスルールだったり。
全部英語または現地語で説明されるので、まぁわかりません。笑
現地でのトラブルを避けるために、こちらも参考にしてみてください。
滞在中の清掃が入らない
これもホストによるかもしれませんが、私が利用したAirbnbの物件の9割が、清掃など滞在中のサービスはなしでした。
タオルが備え付けてあっても、基本的には自分たちで洗濯。
洗濯機があるお部屋ならいいですが、ない場合は手洗いまたはコインランドリー、もしくは洗わず使う、の3択です。笑
ベッドメイキングも入りません。
長期滞在だと、自分である程度整えないとどんどん汚れていくかもしれません(ホストによっては新しいシーツを持ってきてくれるなど、気を利かせてくれる場合もあるかも)。
不便な場所の可能性もある
ホテルなどは駅の近くや観光名所の近くなど、立地の良い場所に作られていることが多いですが、民家を借りる場合、立地がいいとは限りません。
駅に行くまでバスを乗り継がなきゃいけないこともあるでしょうし、街に出るまで何十分もかかる場所かもしれません。
予約完了まで細かい住所はわからない
個人宅だった場合、住所の詳細は予約後または宿泊日が近くならないとわかりません。まぁ当然だとは思います。
私たちが事前にわかるのは、その家がある「エリア」です。
こんな感じで予約前には大体の場所を示してくれます。
ホストも「○○駅まで徒歩○分」、「近くに大型スーパーあり」など、詳細を書いてくれている人も多いのでとくに困ることはないのですが、最低限治安の悪いエリアではないかどうかはチェックしておいた方がいいです。
ホストが信用できるかどうか見極めなければいけない
これはプロフィールや宿泊施設の詳細ページである程度判断できますが、やはり100%ではありません。
ホストがAirbnbに提出している個人情報の確認や、顔写真をプロフィールに設定しているかどうか、詳細ページで宿泊施設について丁寧に説明しているかどうか、過去に宿泊したゲストのレビューを参考にしつつ見極めるしかありません。
推奨プロフィール
非推奨プロフィール
Airbnbとホテル、どっちを選ぶのが正解?
個人的には手っ取り早く宿を決めたい、ホテルは寝ることさえできればいい、という人はホテル、滞在をもっと楽しみたい、現地に溶け込むような旅行をしたい、という人はAirbnbを選ぶべきかと思います。
- 観光だけでなく滞在も楽しみたい人
- 現地に溶け込むような旅行がしたい人
- 長く滞在する人
- 大人数で滞在したい人
- ホストとのやり取りを負担に思わない人
- 交流したい人
- 一人または仲間との時間を大事にしたい人(交流を望まない人)
- 2泊3日など、短期滞在の人
- 宿泊中のサービスを求める人
- 言葉に大きな不安がある人
ホテルを予約するときは、こちらの記事を参考にしてみてください♪
Airbnbでしかできない旅がある
ということで、Airbnbを利用するまでに知っておきたい、メリット&デメリットまとめはこちら。
- ユニークな宿が多い
- 価格が安い
- 検索フィルターが多彩
- 自炊が可能
- その街に「住んでる感」が体感できる
- ホストと交流できる
- セルフチェックインができる
- チェックインやチェックアウトに柔軟
- 連絡を取り合わなければいけない
- 言語の壁がある
- 滞在中の清掃が入らない
- 不便な場所の可能性もある
- 予約完了まで細かい住所はわからない
- ホストが信用できるかどうか見極めなければいけない
ホテルとAirbnbどっちを使うか迷ったら、こちらを参考に。
- 観光だけでなく滞在も楽しみたい人
- 現地に溶け込むような旅行がしたい人
- 長く滞在する人
- 大人数で滞在したい人
- ホストとのやり取りを負担に思わない人
- 交流したい人
- 一人または仲間との時間を大事にしたい人(交流を望まない人)
- 2泊3日など、短期滞在の人
- 宿泊中のサービスを求める人
- 言葉に大きな不安がある人
Airbnbのメリットデメリットを紹介してきましたが、いくつかデメリットがあっても、それを上回るメリットがAirbnbにはあると思います。
本来だったら観光客が泊まれるはずがなかった場所に、ホテルと同等またはもっと安く泊まることができる、これってすごいことだと思います。
いつもとちょっと違う旅をしたいな、ちょっとチャレンジしてみようかな、という方は、ぜひAirbnbで新しい世界を見てみてください^ ^