こんにちは!フリーランストラベラーのりの(@ririririnotan)です。
・海外でエアビーを使いたいけどトラブルが不安な人
・初めて海外のエアビーを使うから注意点が知りたい人
・海外エアビーの予約方法を知りたい人
私がAirbnb、通称エアビーを使いはじめたのは2015年。
初めて借りたのはアメリカ、ロサンゼルスの一軒家でした。
その後、ニューヨークやプエルトリコ、ジャマイカ、キューバ、セントマーチン島…など、いろいろなお家を借りてきました。
セントマーチンでお借りするエアビーのおうち。
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) April 24, 2019
これで1人1泊2,400円ほど。
ホストがたぶんめちゃくちゃおしゃれで綺麗好き。
人をもてなすのがきっとすごく好きな人なんだろうな、ってわかる。
スーパーマーケットとマックが真裏にあって、人懐っこいワンちゃんもネコちゃんもいます😊 pic.twitter.com/43dVJgJ8j1
今回は、これから海外のエアビーを利用しようと考えている人へ、私がこれまで利用してきてわかったAirbnbの注意点や、実際に体験したトラブル実例をご紹介!
目次
Airbnb(エアービアンドビー)は世界192カ国で提供されている
Airbnb(エアービーアンドビー)、通称「エアビー」は、世界192カ国、約33,000都市で展開されている、部屋(家)を貸したい人と部屋(家)を借りたい人をつなぐサービス。
部屋を貸したい人を「ホスト」、部屋を借りたい人を「ゲスト」と呼びます。
部屋はアプリやWebから検索でき、部屋だけを借りられる物件もあれば、一軒家まるまる貸し切れる物件も。
マンションやログハウス、中には船やお城、島まるまる貸し切り、なんてユニークな物件もあるのがエアビーのおもしろいところです。
私が愛用してるエアビーのすごいところは、ホテル予約サイトでは絶対に出てこない宿が探せる事🌎
例えば〝島〟まるごと。
ここは10人で1泊13万5,000円。3日くらい借りてパーティーしてもいいよね(ベッド22台、6バスルーム)🥳
コロナ明けしたらここでお祝いしない?🥂
ただし場所はエストニア🇪🇪笑 pic.twitter.com/T0bTlVILSq
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) May 5, 2020
エアビーを使うメリット詳細は、こちらの記事を参考にしてみてください^ ^
Airbnbの登録がまだの方はこちらからどうぞ♪
海外のAirbnb利用で気をつけたいトラブルとその予防法
エアビーを使う上で、最低限覚えておきたいトラブル例とその予防策をご紹介します。
写真と実際の物件が大きく違った
私が利用した範囲内ではほとんどありませんでしたが、掲載されていた写真と実際の物件が大きく違った、というトラブル事例。
またWi-Fiや洗濯機など、あると書かれていたものが実際の部屋にはなかった、などというトラブルも発生しているよう。
大切なのは、事前にレビューをしっかり読んでおくこと。
英語で書かれているものでも和訳できるので、面倒くさがらずに一通り読んでおきましょう。
水まわりが清潔じゃなかった、とか冷蔵庫が故障していて使えなかったとか、結構正直に書いてくれている人が多いです。
なので、あまりにもレビュー数が少ない新規物件はリスクもあるので、不安な人はスーパーホストなど、ゲストからの評判がいい物件を選ぶようにしましょう。
- 予約前にその部屋に宿泊した人たちのレビューを読む。
- Airbnbサポート窓口に相談する。
チェックインがスムーズにいかない
例えば
- 飛行機の遅延や道に迷うなどのトラブルで、約束の時間に遅れてしまった。
- セルフチェックイン(番号式の鍵を解除して入室するなど)がうまくいかず入れない。
など、スムーズにチェックインできないトラブルも発生しています。
私も実際にニューヨークでエアビーを借りたとき、飛行機の遅延、さらにはスムーズに移動できず、約束の時間を大幅に過ぎて宿に着きました。
空港のWi-Fiも繋げられず、ホストに遅れる旨を連絡できないまま普通に遅れてピンポーン…。
運よく優しい方で、ホストは家で待ってくれていましたが、やはり遅れることや迷ってしまったことは、連絡しておくべきだったでしょう。
海外は至るところにWi-Fiがあるので、それほどネットも使わないし、とフリーWi-Fiで済ます人も多いかと思います。
私もそうでした。
が、現地のフリーWi-Fiはうまく繋がらない、というトラブルや、店の中にいるときにしか連絡が取れない、というように制限があります。
こういった予想外のトラブルに巻き込まれたときは、SIMカードやレンタルWi-Fiが本当に心強い。
何万円もするようなものではないので、出国前に用意しておきましょう。
\世界100ヵ国以上で利用できるSIMカード/
- 事前に家の場所をしっかり確認しておく。
- SIMなどを用意して、現地に着いても連絡が取れるようにしておく。
備品を紛失&壊してしまった
例えば、海外の家電は使い方がよくわからないものが多いです。
使い方のマニュアルがあっても英語で全然読めない…なんてことも。使い方を誤って壊してしまった、なんてなったら大変です。
また、鍵の紛失も注意したいところ。
これは私の実体験なのですが、ジャマイカで部屋を借りたとき、「鍵はひとつしかないから、絶対に失くさないように」とホストに言われていました。
本来ホストはスペアキーを持っているものですが、私の前に宿泊した人が持っていってしまったそうで、今はそのスペアキーがないとのこと。
細心の注意を払いながら過ごしていましたが、ある日、家周辺の写真でも撮ろうかなと、ふと外に出たときにハッとしました…。
インキー!!
まさかのそのお部屋、オートロックだったんです(説明されていたんでしょうが、英語が話せない私は聞き取れていなかった笑)。
青ざめましたよね、一気に。
ホストが別館で暮らしていたのですぐに呼びに行ったところ数分後、両手に包丁を持ってやってきました。
「え?殺される?」と思いめっちゃビビりましたが、その後その包丁をドアの隙間に入れながら、ドスドスと体当たり。
結局周囲に泊まっていた人も巻き込みながら2時間くらい格闘して、力づくでドアをブチ開けました。
ちなみにこの地域には鍵師がいないそうで、これで開かなかったら横の窓を割るしかない、と思っていたので本当に危なかったです。
帰国後いくら請求されるんだろうと思ったらヒヤヒヤでした。
日本が令和になった去年の今頃ジャマイカにいた🇯🇲
鍵が1つしかないから絶対無くさないように、とエアビーのホストに言われた次の日にインキーするというポンコツぶりを発揮してたな
ホストを呼んだら両手に包丁持って登場したときはジャマイカ怖ぇぇと本気で思ったよ(包丁でドアをブチ開けました) pic.twitter.com/13NZroAbxG
— りの@女子旅専門家🌴2020旅再開(延期) (@ririririnotan) May 1, 2020
ものを壊してしまったり紛失してしまったりした場合は、Airbnbを通して請求される可能性があるので、ハウスルールを確認して、取り扱いには十分気をつけましょう。
- 備え付けの備品は、和訳アプリなどで使い方を確認して慎重に利用する。
- 備品を勝手に持っていかない。
- 紛失する恐れのあるものは、身に付けるものに括るなどして細心の注意を払う。
現地でお金を請求された
これも私が実際に体験したことです。
キューバに行ったときのこと。そこのホストはほとんど英語ができず、スペイン語オンリーでした。
そもそもキューバに行く時点で、翻訳アプリのスペイン語版をダウンロードしていくべきでしたが、前日バタバタですっかり忘れていた私。
英語なら聞きなじみの単語などで、100%でなくても相手の言いたいことはまだ理解できますが、まったく聞きなじみのないスペイン語はどうでしょう…。
必死に家の説明をしてくれたホストでしたが、ジェスチャーでわかるものもあれば、何言っているかまったく予想できないことも。
ホストもところどころ英語の単語で必死に伝えてくれたのですが、それでも十分ではありませんでした。
とは言え、とくに問題なく数日過ごしました。
しかしチェックアウト当日。
ホストが電卓をパチパチと叩きはじめ、なんと、朝食を○日食べ、洗濯を○回頼んだから、と日本円で1万円近く請求されたのです。
実はこのおうち、予約するとき詳細欄に「朝食付き」って書いてたんですね。
その少し前に泊まった家も朝食付きの物件で、問題なくいただけたので、チェックイン時「朝食は食べるか?」なる質問に、「イエス」と答え、毎日出される朝食を私は当たり前のように食べてました。
さらに物件詳細には「洗濯機付き」と書かれてあったので、洗濯機を使わせてもらおうと使い方を聞いたら、ホストに「やってあげる」と言われ、お願いしていたのですが、これも別料金だったよう。
帰国直前だったので、ほとんどお金を使い切っていてキューバの紙幣を持ってなく、たまたま経由地のアメリカで使い残したドルが余っていたので、それで支払いました。
不審に思いましたが飛行機の時間もあったし、言葉もほとんど通じないので抗議できず。
「きっと説明してくれてたんだろうけど、私が聞き取れてなかったんだろうな」
と結論づけたのですが、あとあとエアビーヘルプセンターにこう書かれていることを知りました。
別途支払いが生じる状況
- 予約変更が必要な場合(宿泊人数の追加など)
- 宿泊後ホストから保証金による弁償を求められた場合
- チェックインの際にホストに税金を支払う場合(予約前にリスティングで明確な事前告知が必要)
リスティングにもメッセージスレッドにも事前告知されていない追加料金をホストに求められた場合には、問題解決センターで異議申し立てができます。 直接の支払いは決してしないでください。
Airbnbヘルプセンターより
つまり私は、れっきとした不正請求を受けた、ということになります。
そもそも予約画面には「朝食付き」と書いていたのですから。
- ハウスルールを事前によく確認しておく。
- 言葉が通じない場合はアプリなどを駆使して意思疎通しておく。
- あきらかな不正請求はAirbnbの問題解決センターに異議申し立てする。
海外Airbnbでトラブルに遭ったときの対処法
上記で紹介したトラブル以外にも、例えば
- ホストがチェックインの24時間を切ってから予約をキャンセルした
- ホストがゲストの同意なしに予約を別のリスティングに変更した
- ホストが提供したキーボックスの暗唱コードが間違っており、ホストに連絡がつかない
- 宿泊施設に差し迫った健康上または安全上の危険性がある
- 前のゲストのチェックアウト後に部屋の清掃が行われていない
- 予約時に説明のあった設備や重要な機能がなかった
など。
これらは返金対象事項です。
トラブルに気付いてから24時間以内にAirbnbに連絡をして、返金請求しましょう。
他にもサポートが必要な場合は、ヘルプセンターからAirbnbに連絡をしてください。
初めて予約する人が意識すべき注意点
Airbnbを利用する際は最低限以下の注意点を頭に入れておくと、トラブルが減るかと思います。
ホストのプロフィールをしっかりと見る
提出されている個人情報が多く、顔写真を登録しているホストを選ぶのをおすすめします。
景色や後ろ姿だけの写真、メールアドレスと電話番号だけの登録ホストは、私は選ばないようにしています。
レビューが多い宿泊施設やスーパーホストを選ぶ
ゲストからの評価が高いスーパーホスト認定されたホストや、宿泊したゲストが多い宿泊施設はある程度信頼できます。
過去に宿泊したゲストのレビューをしっかりと読む
ホストが提示していなくても、ここで実際に泊まった人が細かく書いてくれている場合が多いです。
水回りが少し汚かった、とか、近くにクラブがあって騒音が気になった、とか。
部屋の写真をたくさん掲載している物件を選ぶ
家の状態を細かく公開している物件は、行ってみたら別ものだった!ということが少ない印象です。
適当に4~5枚載せているだけのホストは、お部屋のイメージがしづらいし、私は選びません。
家の詳細をしっかり説明しているホストを選ぶ
プロフィールや家の詳細文章が適当、または短いホストは選びません。
説明の丁寧さは、そのままホストの人柄に繋がると思っているので。
ハウスルールをしっかり読み、疑問は直接確認して解決しておく
こちらの思い込みでホストに迷惑をかけてしまう可能性もあるので、後々のトラブルにならないように、不明点はしっかり確認しておきましょう。
喫煙不可、ペット不可、パーティー不可、などハウスルールを確認した上で予約するのがGOOD。
賢く利用すればAirbnbは最強!
ということで、Airbnbで注意したいトラブル事例と、予約前に確認したい注意点は以下。
- 写真と実際の物件が大きく違った。
- チェックインがスムーズにいかない。
- 備品を紛失&壊してしまった。
- 現地でお金を請求された。
- ホストがチェックインの24時間を切ってから予約をキャンセルした。
- ホストがゲストの同意なしに予約を別のリスティングに変更した。
- ホストが提供したキーボックスの暗唱コードが間違っており、ホストに連絡がつかない。
- 宿泊施設に差し迫った健康上または安全上の危険性がある。
- 前のゲストのチェックアウト後に部屋の清掃が行われていない。
- 予約時に説明のあった設備や重要な機能がなかった。
- ホストのプロフィールをしっかりと見る。
- レビューが多い宿泊施設やスーパーホストを選ぶ。
- 過去に宿泊したゲストのレビューをしっかりと読む。
- 部屋の写真をたくさん掲載している物件を選ぶ。
- 家の詳細をしっかり説明しているホストを選ぶ。
- ハウスルールをしっかり読み、疑問は直接確認して解決しておく。
「あれ?エアビーって結構面倒くさい?」
と思った方もいるかもしれませんが、トラブル予防さえちゃんとしていれば、普通のホテルに泊まるよりも何十倍も楽しい滞在ができる可能性を秘めているのもまたAirbnbの魅力。
今回紹介したトラブル事例や、最低限注意すべきことがわかっていれば大丈夫。
Airbnbの登録がまだの方はこちらからどうぞ♪
Airbnbの基本的な使い方も参考にしてみてください♪